日本の和菓子は味だけではなく、形も食感も非常に評判が高く、観光客に人気です。
「和菓子」で全部まとめて呼びますが、種類がたくさんあります。
今月のKAIZEN便りで一緒に日本のスイーツ「和菓子」の種類について調べてみましょう。
① 生菓子
「生菓子」は主としてあん類を用いて、水分の多い(40%以上)お菓子のことを言います。水分が多いので、口の中で蕩けるように柔らかい食感があり、非常に人気です。但し、生ものですので、賞味期限が短いです。
餅菓子、まんじゅう、ようかん、蒸し菓子などが生菓子の定番です。
② 半生菓子
半生菓子は水分が10~30%の菓子だと定義されます。
水分が少ないので、生菓子より長い持ちで、お土産等によく利用されています。
半生菓子の定番は:あん入り生八つ橋、石衣(いしごろも)、寒天餅、ようかん巻き、州浜(すはま)、干琥珀(ひこはく)など
③ 干菓子
干菓子とは、乾菓子(ひがし)とも呼ばれています。20%以下の水分の少ない菓子です。
干菓子の定番は:落雁(らくがん)、雲平(うんぺい)、有平糖(あるへいとう)、金平糖(こんぺいとう)、金華糖、生姜糖、和三盆、煎餅、八ツ橋、おこし、甘納豆、五色豆などです。
とても綺麗でおいしそうですね。
みなさんは日本に実習している間に、是非和菓子をたくさん味わってみてくださいね~
風が涼しくなり、葉っぱが色づき出す秋。
もう紅葉(こうよう)の季節です。
「もみじ」という言葉が多くの外国人にも知られていますが、「もみじ」について深く理解していない人も程々いるでしょう。
今月のKAIZEN便りでは、一緒に「もみじ」の事について調べましょう。
① モミジ 言葉の由来
モミジという言葉は、紅花(べにばな)から染料を取り出す作業 「揉みいづ(もみいづ)」から来たという説がありました。
時間の流れにつれ、読み方が少しずつ変化し、
「もみいづ」→「もみづ」→「もみぢ」、最後に現代の「もみじ」となったそうです。
② モミジ vs カエデ
紅葉の中で最も色が綺麗に変わるもの、「楓」。
インターネットで調べますと、モミジとカエデって、似ていますね。
では、その二つの明確な違いは?
植物分類上では区別していないようですが、園芸上や盆栽の世界では、「葉っぱの切れ込み」によってう区別しているそうです。
葉っぱの切れ込みが深いものを「モミジ」
葉っぱの切れ込みが浅いものを「カエデ」
微妙の違いですので、区別せず、「もみじ」と呼ぶ人も多いです。
③ もみじの花言葉
もみじは4月~5月に開花します。そんなもみじの花言葉は以下のようです。
・美しい変化
・大切な思い出
・遠慮
葉っぱが春や夏の緑色から秋の紅色に美しく変化していくことで「美しい変化」、普段見かけることが少ない花でもあるため「遠慮」、季節が寒くなったときに好きな人ともみじを眺めに行くことで「大切な思い出」となるから、もみじの花はその3つの意味を持つではないかと思います。
色々知った事で、紅葉の楽しみが増えていいですね。
今年の秋も是非紅葉を楽しんでくださいね~~~