scroll top
このニュースの内容は、ウェブサイト(www.kaizen.vn)にも掲載されています。
Kaizen便り 43号
2013/02/05
0
1891
KAIZEN吉田スクールから、KAIZEN吉田スクールの情報、在校生の想い、日本で実際に働いている実習生やエンジニアの情報、日本に関する情報等を定期的にお知らせいたします。今後のニュースをメールにて受け取ることができます。是非ご登録ください。
日本情報
1月のニュース
1/22 17:11

 

野菜高騰 家計悲鳴…寒さで生育遅れ 葉物中心に卸売価格上昇

厳しい寒さで野菜価格が高騰している。全国有数の生産地を抱える千葉県内でも、生育が遅れ葉物を中心に卸売価格が上昇。千葉市内では昨年に比べレタスが1・6倍、白菜は1・3倍に上がった。生産者や小売店などは少しでも安く提供しようと知恵を絞るが、本格的に寒さが和らぐ気配はなく、家計への打撃は当分続きそうだ。

銚子地方気象台では、今月末から来月上旬にかけての気温が平年を下回ると予測。今月中旬に大雪をもたらした厳しい寒さが再び到来する可能性もあり、野菜の値段が下がる見通しは立っていない。

 産経新聞1月22日により

1/23 10:07

 

米グーグル、売上高が四半期ベースで過去最高

米インターネット検索最大手グーグルが22日発表した2012年10~12月期決算は、主力のネット広告が伸び、売上高が前年同期比36%増の144億1900万ドル(約1兆2760億円)と四半期ベースで過去最高だった。

最終利益も前年同期比7%増の28億8600万ドルと、過去最高だった12年1~3月期に次ぐ高水準。12年通期の売上高は前期比32%増の501億7500万ドルとなり、初めて500億ドルを突破した。

産経新聞1月23日により

 

1/25 11:42

 

インフル患者140万人、前週の倍近く増加-小児にも拡大・感染研

インフルエンザの患者がさらに急増している。国立感染症研究所感染症情報センターによると、14-20日の週に全国約5000か所の定点医療機関を受診した患者数は1施設当たり22.58人で、前週の12.07人の2倍近くに増えた。この値を基に推計した全医療機関の受診者数は約140万人で、今シーズン初めて100万人を超えた。

推計患者数を年齢別に見ると、5-9歳が14.3%で最も多く、以下は30歳代が13.6%、0-4歳、10-14歳、20歳代、40歳代が各11.4%などと続いた。小児科を受診する14歳以下が占める割合は、前週の27.5%から37.1%に増加。小児にも感染が広がっている。

 医療介護CBニュース1月25日により

 

1/31 11:46

 

12年の給与、バブル後最低 パートの割合増え

厚生労働省が31日発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、2012年に支払われた残業代や賞与を含む現金給与総額の月平均は前年比0・6%減の31万4236円だった。2年連続で減り、現行の調査を始めた1990年以来最も低い。給与が少ないパートの割合が増えたためだ。

これまで最も低かったリーマン・ショック翌年の09年の31万5294円を下回り、バブル末期の90年以降では最低になった。12年の現金給与総額を勤務形態別にみると、パートを除く一般労働者が前年比0・2%減の40万1726円で、パートは同1・5%増の9万7192円だった。

朝日新聞1月31日により

 

ベトナムのお正月について

 

日本での忙しい実習の日々にベトナムのお正月が近づいていることに気づかないこともあるかもしれませんが、気づいたら「もう来週はベトナムのお正月だ」と思って、ベトナムにいる家族のことは普段より懐かしくなると思います。この時期、ベトナムでは家族がお正月に向けて、準備が賑やかに進んでいるでしょうね。今年は家族と離れて、一緒にお正月を迎えることが出来ないですが、KAIZEN便りにお正月の習慣を掲載しますので、日本にいる皆さんは知り合いの日本人に紹介してお正月の気分を分かち合いましょうね。

【旧正月の意味】

ベトナムでは「テト」は一年中で最も大切な行事です。ベトナム人はどんなに成功して立派になっても、「テト」には両親のもとに帰り、家族とともに過ごすことが大切な習慣となっています。

宗教的にも「テト」の期間には祖先の魂が帰って来て、現世の子孫と一緒に新年を迎えると考えられており、祖先にご馳走するため仏壇に毎日お正月料理を供え、祖先が食べた後、祖先からの贈り物として家族が食べる習慣なのです。テトの間に先祖にお礼を伝え、幸せな新年を祈ります。

1) かまどの神様を天に送る吐君節

ベトナムの台所には女神一、男神ニの三神の「かまどの神様」がいて、各家庭の守り神になっています。神様は旧暦12月23日に、各家庭の1年間の善悪を鯉に乗って閻魔大王に報告に行くとされています。各家庭では、神様が大王に会いに行くのに必要なもの(紙で作られた神様の冠、靴、お金など)を庭先で燃やし、河に鯉を放す習慣があります。年を越す前に旧暦12月30日にかまどの神様の戻りを迎えます。

2テトの花

テトの時期になると、町のあちこちで花市場が立ちます。ベトナム北部ではピンク色のホアダオ(Hoa Dao桃の花)、南部では黄色のホアマイ(Hoa Mai梅の花に近い花)がテトの象徴花として各家庭の軒先に飾られます。テト中に満開になると吉兆とされています。ホアダオやホアマイの木に吊るす正月飾りは金と赤で彩られます。
そのほか金柑もお金がたくさん入ってくるように軒先に飾られます。

 

3) 送旧迎新

送旧迎新の習慣は新年を迎える為年末に家や庭を掃除したり、仏壇を飾ったり、元日には新しい服を着たりします。古いものを捨てて新しいものを買い入れる習慣もあります。

良い新年があるように、年越し前、両親が子供に喧嘩しないことや縁起の悪いことを言わないこと、笑顔で回りと挨拶することなどを注意する習慣が現在まで厳しく守られています。テトは、おめでたい日です。けんかしたり、悪口を言ったり、マイナスのことはいけません。そうしないと、その年が不幸な1年になってしまうからです。

4) 初詣

日本と同じようにベトナムも初詣の習慣があります。お寺でお線香を焚き、新年の願い事を祈ります。お寺でおみくじを引く習慣もあります。

 

5)バインチュン・バインテット(お正月ちまき)

テトで欠かせない食べ物はバインチュンやバインテットです。いずれもお正月ちまきですが、北部の方はバインチュンという四角形のちまき、南部はバインテットという丸くて長い形のちまきです。バインチュン・バインテットは餅米で出来た皮にグリーン豆と豚肉を入れ、それを緑葉で包み、10時間から12時間ほどゆでた伝統的な食べ物です。かなり日持ちするため、日本のおせち料理のように保存食として楽しめます。
地方ではお正月が近づいたら、家族が集まって、一緒にバインチュン・バインテットを作り、長い茹で時間は家族の一年に起こったことなどを語り合ったりする楽しく過ごす大切な時間なものです。都市部では便利性を優先させ、スーパーなどで買ってくるのがほとんどです。

 

6)互いに訪問してお祝い

お正月には親族、友人宅などに訪問して、お祝いします。
その年の一番初めに、家に来る人で1年を占うような考え方があり、元日最初に訪問される人がとても大事な人です。良い人(成功した人、明るい人など良いイメージの人)が来れば、その年は良い年になります。その逆に、悪い人が来ては困るので、身内に不幸があった人などは、絶対に訪問しないのです。そのため、偉い人や尊敬する人に訪問してもらうように頼む習慣があります。

 

7)お年玉

日本と同じで、お年玉の習慣があります。元旦には、子供や孫が祖父母や年配者の長寿を祝い、大人は赤いお年玉袋を子供に与え、健やかな成長を祝います。

日本のお風呂・公衆浴場・温泉

技能実習生の皆さん、

日本のお風呂、公衆浴場や温泉を使ったことがありますか。

皆さんが住んでいる寮がほとんどお風呂がついていると思いますが、ベトナムの習慣はシャワーなので、お風呂にはなかなか使い慣れませんでしょうね。

アパートについているのはお風呂でそれより大きくしたお風呂のあるところは公衆浴場と温泉があります。

日本の冬にはお風呂が欠かせません。日本のお風呂の使い方を一緒に習って是非お風呂を使ってみてくださいね。

1)お風呂

日本のお風呂は、お湯を溜める部分と体を洗う部分と構成されます。お湯を溜める部分(湯舟)は、体を温めるために使うもので、決してこの湯舟の中で体を洗ったり、体に付いた石鹸を洗い流してはいけません。お風呂の使用方法は、一度お風呂で体を温め、外に出て体を洗い、お風呂の湯を桶で汲みだして体にかけ、体に付いた石鹸等をよく洗い流し、再び体を温めるために湯舟にはいります。また、夏など汗をかいたり、体の汚れる仕事をしたときは、湯舟に入る前に体をよく洗ってから入ります。

日本の家庭では、家族の何人かが順番にお風呂を利用しますので、先にお風呂を使った人が、後に使う人のためにお湯を決して汚さないよう配慮しているのです。ですからタオルを湯舟に入れるのも禁止です。

日本のお風呂も使い慣れると大変気持ちのよいものです。特に体を温めると、血液の循環をよくし、健康にもよいばかりか、一日の疲れがとれ熟睡できます。毎日お風呂に入る習慣を身につけましょう。それから、お風呂で髪を切って流す人がいますが、排水管が詰まる故障の原因になりますので、絶対にやらないでください。

2)公衆浴場・温泉

また、家庭のお風呂を大きくしたところとして、公衆浴場・温泉などがあります。日本は火山国なので、技能実習生の皆さんが滞在している地域でも温泉が出るところが多いと思います。温泉にはそれぞれ特色があり、健康に効用がありますので、上手く利用してみるのも良いでしょう。公衆浴場・温泉も基本的にはお風呂の使い方と同じで、他の人も利用するので、お湯を汚さないようにします。また、プールと違って、飛び込んだり、中で騒ぐと滑りやすく危険ですし、他の人に迷惑になるので気をつけましょう。色々な人が利用するので、貴重品などは脱衣場に置かずに鍵のかかるロッカーにいれるか、公衆浴場・温泉の受付で預かってもらってください。

『日本の生活案内』、JITCO2010年4月発行参考

セミナー、日本文化、経験者の話、ニュースなどの配信を希望される場合、メールアドレスをご記入ください。
KAIZEN便り43の感想