
習生の皆さん、
そろそろ日本語能力試験の受験日ですね。準備はいかがでしょうか?今回の受験級は何級ですか?N3を受ける人がいれば、N1を挑戦しようと決める人もいるでしょう。
では、N5~N1までどういうふうにレベルアップするかを習生の皆さんに知ってもらうために、今月のKAIZEN便りは日本語能力の認定について説明します。
レベル |
読む |
聞く |
N1
(幅広い場面の日本語を理解) |
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基本的な語彙や漢字を使って書かれた日常生活の中でも身近な話題の文章を、読んで理解することができる。
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幅広い話題について書かれた新聞の論説、評論など、論理的にやや複雑な文章や抽象度の高い文章などを読んで、文章の構成や内容を理解することができる。
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さまざまな話題の内容に深みのある読み物を読んで、話の流れや詳細な表現意図を理解することができる。
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幅広い場面において自然なスピードの、まとまりのある会話やニュース、講義を聞いて、話の流れや内容、登場人物の関係や内容の論理構成などを詳細に理解したり、要旨を把握したりすることができる。
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N2
(幅広い場面の日本語をある程度理解) |
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幅広い話題について書かれた新聞や雑誌の記事☆彡解説、平易な評論など、論旨が明快な文章を読んで文章の内容を理解することができる。
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一般的な話題に関する読み物を読んで、話の流れや表現意図を理解することができる。
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日常的な場面に加えて幅広い場面で、自然に近いスピードの、まとまりのある会話やニュースを聞いて、話の流れや内容、登場人物の関係を理解したり、要旨を把握したりすることができる。
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N3
(日常日本語をある程度理解) |
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日常的な話題について書かれた具体的な内容を表す文章を、読んで理解することができる。
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新聞の見出しなどから情報の概要をつかむことができる。
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日常的な場面で目にする難易度がやや高い文章は、言い換え表現が与えられれば、要旨を理解することができる。
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日常的な場面で、やや自然に近いスピードのまとまりのある会話を聞いて、話の具体的な内容を登場人物の関係などとあわせてほぼ理解できる。
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N4
(基本日本語を理解) |
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基本的な語彙や漢字を使って書かれた日常生活の中でも身近な話題の文章を、読んで理解することができる。
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日常的な場面で、ややゆっくりと話される会話であれば、内容がほぼ理解できる。
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N5
(基本日本語をある程度理解) |
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教室や、身の回りなど、日常生活の中でもよく出会う場面で、ゆっくり話される短い会話であれば、必要な情報を聞き取ることができる。
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今回のKAIZEN便りで、「じゃ、この日本語能力レベルですと、何ができるか」を理解していただけるでしょうね!皆さん、日本語のこと頑張ってくださいね (^ ^)!!!
日本と言えば桜、着物、そしてお寿司ですね。もちもちのご飯に新鮮なサーモンやぷりぷりのエビなどを握って、わさび、醤油と一緒に召し上がります。それは寿司です。
戦後の高度成長期になると、衛生上の理由から屋台店は廃止され、寿司屋は高級な料理屋の部類に落ち着いていきます。そんな中、大阪の立ち喰い寿司店経営者・白石義明氏よって、お寿司に新たな時代訪れます。
そして、1958年に大阪で回転ずしの初代となる、回転ずし店「廻る元禄ずし」を開店します。1980年頃にはす日本各地で普及するに至り、寿司は家族で訪れるような庶民性も取り戻していったというわけです。
回転寿司とは
回転寿司とは、各種の寿司を載せた小皿を客席沿いに設置されたチェーンコンベア上に連続して循環させ、客は寿司を皿ごと自由に取り上げる、半セルフサービス型の安価な寿司店の形態。
価格は通常、皿の色柄によって何種類かに分かれており(全皿均一価格の店もある)、食後に皿の枚数を数えることで精算を行います。欲しい種類の寿司が流れてこない時や、汁物、飲み物などは、客が別途注文を出すことになる場合があります。既に回っている種類の寿司であっても、新たに頼んで握ってもらうこともできます。
これはとっても日本のユニークな文化となりますので、せっかく日本に来た実習生の皆さんも是非味わってみてくださいね!!!