日本だけじゃない、北半球が猛暑　　偏西風蛇行が原因

　１３日も最高気温４０度を観測する記録的猛暑となっている日本列島だが、夏本番を迎えた北半球は世界各地で猛暑に見舞われている。ヨーロッパでは平均気温が平年値を約１０度も上回り、中国は熱中症による死者が続出している。

　気象庁によると、ハンガリーの首都ブダペストでは８日、過去３０年のこの時期の平年値を９度上回る平均気温３０・８度、最高気温３９・４度を観測。オーストリアでも平年値を１０度上回るなど８月以降、ヨーロッパ中部で猛暑が続いている。

　ＡＰ通信によると、ハンガリー政府はノーネクタイなど、同国では異例のクールビズを職員に許可。ボスニア・ヘルツェゴビナでは猛暑で乾燥し、大規模な森林火災が発生したという。

　気温の低い高緯度帯に当たるフィンランド北部のソダンキュラでは４日、最高気温が２６・５度を記録。駐日フィンランド大使館の担当者は「８月は秋の始まりなのに。一般家庭は冷房がないので困る」と話した。

　一方、中国南部の湖南省長沙は１０日、最高気温が４０・５度に達した。中国メディアによると上海などで少なくとも２５人が熱中症とみられる症状で死亡した。

産経新聞8月13日により

定時出発、羽田が世界一　主要３５空港、北京最下位

　世界の主要空港で出発便が定刻通り離陸したか調べたところ、羽田空港が７月まで５カ月連続でトップに立っている。規則正しい運航を目指す航空各社の取り組みに加え、まじめに時間を守る日本人搭乗客の気質も好影響をもたらしていると関係者はみている。

　運航情報を提供する米国のウェブサイト「フライトスタッツ・ドット・コム」が北米、欧州、アジアなど、発着便の多い計３５の空港を対象に、国内、国際線が定刻に出発した割合を調査。羽田は３～７月、９１～９５％の好成績を収めた。

７月のランキング最下位は北京空港の１７・８％だった。国際空港評議会によると、北京空港は昨年、利用者は世界２位の８１９３万人で便数も急増。空域の混雑に加え、微小粒子状物質「ＰＭ２・５」による視界不良で離陸できないケースもあると航空関係者はいう。

産経新聞8月16日により

金沢工業大が優勝　ベトナム開催のロボコン

　アジア太平洋の１８カ国・地域の大学生らが手作りのロボットで技術を競うロボットコンテスト（ロボコン）が１８日、ベトナム中部のダナンで開かれ、日本代表の金沢工業大（石川県）が優勝した。日本代表の優勝は２００５年の東京大以来、８年ぶり２回目。

　コンテストはアジア太平洋放送連合（ＡＢＵ、会長代行・小野直路ＮＨＫ副会長）の主催で０２年に始まり、今回が１２回目。各国・地域の予選を勝ち抜いた１９チームが参加した。

　今回の課題は「グリーンプラネット（緑の惑星）」。手動と自動の計２台のロボットを使って、地球が描かれた床の指定された場所に円筒形の「木の葉」を置いていき、月に見立てた台に向けて「苗木」を飛ばして着地させる。

　金沢工業大は日本の大学としては最多の５回目の出場。準決勝、決勝と地元ベトナムのラクホン大の２チームを続けて破り、初優勝した。

産経新聞8月18日により

日本郵便、高齢者支援事業に乗り出す　１０月からまず６道県で試験、安否確認や買い物代行

　日本郵政グループの日本郵便が、高齢者世帯を訪問して安否を確認したり、買い物を代行したりする生活支援サービス事業を今年１０月に始めることが２６日、分かった。北海道、宮城、山梨、石川、岡山、長崎の６道県の一部地域にある計１０３郵便局で試験的に実施。２０１４年４月から順次拡大し、１５年４月の全国展開を目指す。

　郵便局員が郵便や貯金・保険の窓口業務以外を行うのは初めて。

　新しいサービスは会員制で実施し、基本料金は月額１０５０円。郵便局員が原則月１回、会員の高齢者の自宅を訪問したり、郵便局で開催する食事会に招いたりして、生活ぶりや健康状態を確認する。その上で、遠くに住む家族などに書面で報告する。

　このほか２４時間電話相談、買い物支援、安否確認サービスなどの実施も予定している。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　産経新聞8月26日により

８月の就職内定率７２％　大学生、前年比５・５ポイント増

　就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリアは２９日、来春卒業予定の大学生の就職内定率が、８月１日時点で前年同時期より５・５ポ イント増の７２・０％だったと発表した。前月と比べると７・０ポイント上昇した。内定率は５月１日時点（３９・３％）で前年同時期より８・６ポイント高 く、その後も前年を上回る水準が続く。

　就職活動の開始時期は今年春の卒業生から３年生の１２月に約２カ月繰り下げられ、その分期間が短くなった。リクルートキャリアは内定率上昇を「採用活動の短期化や景気回復への期待感から、優秀な学生を早めに確保しようとする企業が増えた」と分析している。

　 男女別では男性が前年同時期より３・６ポイント増の７２・８％で、女性は７・８ポイント増の７０・９％だった。文系は５・４ポイント増の６９・５％、理系 は５・７ポイント増の７７・５％。内定率は就職を希望する学生のうち、内定を取得した人の割合。調査は８月２日～１２日にインターネットで行い、大学生 ２２７６人が回答した。

産経新聞8月29日により

• 試験日 ：2013年12月1日（日）
• 申し込み受付期間 ：2013年9月2日（月）～10月2日（水）
• 受験料 ：5,500円（消費税含む）
• 受験案内・願書 ：1部500円にて全国主要書店にて販売中