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今こそ日記を書こう!日記の効果
2020/09/25
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皆さんは毎日の出来事を記録していますか?嬉しかったこと、楽しかったこと、大変だったこと、つまらなかったこと、たくさんあると思います。写真で思い出を残しておくことと同じくらい、文字で思い出を残しておくこともおもしろいものです。

「書く」ことには様々なメリットがあります。新型コロナウイルスで大変なこともあると思いますが、これをきっかけに日記をはじめてみましょう。本記事では、日記の効果についてご紹介します。

出典:stock.foto

1. 日記の効果

① 脳の活性化、記憶の定着

ノートなどに手書きで日記書く、この「手書き」という行動が脳を活性化させます。何を書こうか考えたり、どんなことがあったか思い出したり、指先の筋肉を使ったり、書いたことを目で確認したり、脳は一所懸命に働いています。

また、覚えておきたいことを日記に書けば、記憶も定着しやすくなります。

② 文章力、語彙力の向上

日記を書くということは、頭の中の情報をまとめる必要があるので、文章力が上がります。また、文章を書く時には語彙も必要です。日記を書く時に新しい語彙を使うようにすると語彙力が上がりますよ。

③ 自分自身の成長につながる

日記では、自分の行動を振り返って反省することもできます。これが習慣になれば、「反省を活かして次はがんばろう」と前向きになれるので、自分自身の成長につながります。失敗したことだけでなく成功したことも書くと、自分の長所・短所が見えてきますよ。

④ 自律神経のコントロール

自律神経とは、自分の意思では変えられない臓器(ぞうき)をコントロールしている神経のことです。この神経のバランスが崩れると、体調を崩したり、イライラしたり、眠れなくなったりします。その自律神経のバランスを整える方法が日記です。自律神経を整えるためには、安定した呼吸が大切です。日記を書く時は呼吸が落ち着きやすいので、効果があると言われています。

⑤ ストレス解消、精神の安定

人間関係で悩んだり、イライラしたり、気分がすっきりしなかったり、人間には色々な気持ちがあります。その気持ちを素直に日記に書くと、心の状態を改善する効果があると言われています。ポジティブな気持ち、ネガティブな気持ち、どんなことでも書いてみてください。書くことでその気持ちを客観的に見ることできます。そして、考え方も心の状態も良い方向へ向かうことができますよ。

2. 効果がある日記の書き方

① 簡単に書ける「3行日記」「4行日記」

「日記なんて続けられない」と思っている人は、自分にできそうな一番簡単な方法で始めてみましょう。例えば、「3行日記」「4行日記」がおすすめです。

② 成長をイメージする「未来日記」

未来日記とは、これから行う予定のことを、すでに行動したことにして書く日記のことです。叶えたいことや考えていることを「~した」と過去形で書きます。日記に書いた通りに行動しようと心がけるようになるので、目標を達成しやすくなります。

③ オリジナル!自由に書く

日記に決まった書き方はありません。皆さん自身で、好きなように書いてみてください。もしどうやって書いたら良いか分からないという人は、①と②の書き方を参考にしてみてくださいね。

~実習生の皆さんへ~

皆さんは日本に来てから日記を書いていますか?「日記を書く」という行為には、たくさんの効果があります。はじめは「面倒くさい」と思うかもしれませんが、ペンを持って、ノートに一言書いてみてください。今日の天気、もしくは食べたものだけでも良いですよ。少しずつ書くことになれて、そうすると色々なことを記録したくなってきます。「日本で働いている経験」をあとで振り返るため、覚えておくためにもおすすめです。
もし、普段から考えをまとめるのが苦手な人がいたら、自分の考えを書き出す練習を続けることが大切です。そのうち考えが整理できるようになり、言いたいことを上手に言えたり、文章を書けたりするようになりますよ。

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