9月1日は「防災の日」でした。「台風や津波、地震などの災害について知ること」「災害にそなえて準備をしておくこと」の大切さを広めるため、1960年に制定されたものです。今年の7月には、九州地方で記録的な大雨が降り、川が増水したり家の中に水が入ってきたり、多くの人が被害を受けました。今回は、自然災害が起きた時、いつ避難をしたらよいのか、日本政府が示しているレベルについてご紹介します。
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出典:Gooddo「大雨・集中豪雨による災害に備えて行うべき対策とは」
~気象庁からの防災などに関する情報~
1. 日本では7月~10月が台風の季節
台風は温かい場所で発生しやすいため、日本では7月~10月にかけていくつもの台風が近づいてきたり、上陸したりします。台風は、大雨(おおあめ)・暴風(ぼうふう)・洪水(こうずい)・土砂災害(どしゃさいがい)など様々な被害を引き起こします。
2. 避難が必要なレベルについて
今年7月の大雨では、防災に関する情報がたくさん発信されていましたが、「難しい言葉ばかりで分からない」「いつ避難するべきか分からない」という人が大勢いました。そのため、すぐに判断ができるように言葉が整理されましたので、皆さんも参考にしてください。
警戒レベルが上がるほど、危険な状態です。
警戒レベル4の「避難勧告(ひなんかんこく)」もしくは「避難指示(ひなんしじ)」が出たら、企業や組合の人に確認をして、必要な行動をとってください。
〈注意〉
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レベル1~2:日本政府の「気象庁が判断」をします。
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レベル3~5:皆さんが住んでいる「市町村が判断」をします。地域からの情報をきちんと聞いてください。
3. 避難する時に持っていくもの~事前に準備しておこう~
下記のリストのうち、防虫スプレーは夏によく使うものですが、3密を避けるために、窓を開けたり外で過ごしたりすることがあるかもしれません。準備しておくとよいでしょう。暑さ対策として、うちわやタオルなども用意すると便利です。大切なポイントは、人それぞれ「必要なもの」は違うということ。「基本的な感染対策」と「自分に必要なもの」を事前に準備しておきましょう。
画像制作:Yahoo!JAPANニュース
4. こんな雲には要注意
写真のような積乱雲(せきらんうん)という雲が近づいてきたら注意が必要です。太陽の光にあたると白く輝いて見えますが、だんだんと黒い雲に変わり、大雨や雷が発生します。
出典:国土交通省 気象庁「積乱雲が近づくサインを見逃さない」
~実習生の皆さんへ~
新型コロナウイルスと同じように、台風などの自然災害から身を守るためには事前の準備や対策が必要です。あわてることのないように、今回ご紹介した「必要なもの」を準備しておきましょう。
日本には、「備えあれば患いなし(そなえあれば うれいなし)」ということわざがあります。これは、「普段から準備をしておけば、いざという時に心配することはない」という意味です。「いつ何が起こるか分からない」というのは、新型コロナウイルスを経験して痛感している人も多いと思います。未来を予測することはできないので、今できることを行い、いざという時のために備えておきましょう。
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