「夏になると疲れやすい」と感じる原因は、屋内と屋外の大きな気温差によって体力が消耗されてしまうこと、汗をかくための水分が不足していること、その結果体温調節が上手にできないこと、などが挙げられます。
夏バテ予防には、十分な睡眠と運動だけでなく、食事も大切です。夏に疲れてしまう「夏バテ」に効果のある食材はたくさんありますが、今回は、「旬の果物」と「果物の効果」についてご紹介します。
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1. 果物に含まれる主な栄養
果物には、夏バテ予防に必要な栄養が入っているだけでなく、水分も含まれています。果物は、水分不足になりやすい暑い季節におすすめです。
主な栄養 |
ビタミン、ミネラル、クエン酸、糖質 |
栄養の効果 |
疲労回復、食欲増進、エネルギー補給、ストレス対策、筋肉の動きをスムーズにする、体調を整える |
また、果物には、自然な甘さの糖分も含まれています。チョコレートやケーキなどに含まれる、人工的な糖分は体を疲れやすくするため、暑い季節の糖分は、果物からとるようにすると良いでしょう。
2. 夏が旬の果物
果物に限らず、旬の食べ物(その季節に美味しいもの)は、他の時期に比べて栄養価が高く、香りやうまみも豊富、新鮮、価格も安いというメリットがあります。旬の果物をたべて、暑い季節に対応した体づくりをしましょう。
出典:つくる楽しみ「夏が旬の果物一覧」
ちなみに、厚生労働省と農林水産省が推奨する、1日の果物の目標摂取量は「200g」です。
1日の目標摂取量200gとは?
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みかん(2個)
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りんご(1個)
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ぶどう(1房)
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バナナ(2本)
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キウイ(2個)
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など
3. 果汁ジュースの効果
果物を食べるのが大変な人は、果汁ジュースでも効果があります。どの果汁ジュースにも、夏バテ予防に必要な栄養素が含まれています。特に、オレンジジュースやグレープフルーツジュースなどの酸味のあるものがおすすめです。
また、キリン・トロピカーナ株式会社が行った、「水とオレンジジュースの効果を比較した調査」では、オレンジジュースを飲んだ日には、やる気を上げたり、疲労を回復させたりする効果があったことが分かりました。その他にも、目覚めを良くする、心と体を癒す効果あり睡眠の質を良くすることも分かりました。
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~実習生の皆さんへ~
6月~7月は、過ごしやすかった季節が終わり、大雨が降ったり猛暑になったり、体調管理が難しい季節です。そのため、食欲がない、疲れやすい、眠れないなど体調を崩す人が多いのも特徴です。日本では、暑い季節に疲れてしまうことを、「夏バテ」と言います。新型コロナによる環境の変化で、暑さに強い人も「夏バテ」をしてしまうかもしれません。よく寝て、よく動くことが夏バテ予防には大切なことですが、よく食べることも大切ですよ。日本の夏の旬な果物を食べて、暑い夏を乗り越えましょう!
参考:
株式会社まつの「夏バテ対策に旬のフルーツを。暑い夏を乗り切ろう」
https://00m.in/BFrZy
キリン・トロピカーナ株式会社, PRTIMES「果実のチカラ通信Vol.1 夏バテは精神的な疲れからも起きる?! 暑い日の心身疲れは“果汁”で解決!」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000025691.html
共立食品株式会社「お菓子作り・お料理・お掃除に大活躍!『クエン酸』とは?」
https://www.kyoritsu-foods.../
くらしと「ビタミンの魅力。夏バテに効く食材特集」
https://shop.hikaritv.net/...html
つくる楽しみ「夏が旬の果物一覧」
https://ws-plan.com/.../
無料写真素材 写真AC
https://www.photo-ac.com/
NHKテキストView「旬の食材が持つ3つのメリットとは」
http://textview.jp/...
pro.foto
https://pro-foto.jp/
SPORTONE「第115回 夏こそフルーツを味方に♪夏バテ対策!冷たいレシピ」
https://sportsone.jp/...html