東京都がまとめた案によると、「ステップ３」では、適切な感染拡大防止対策をとった上で、ほぼすべての施設の休業要請を解除するとしています。また、「東京アラート」の解除にともない、レインボーブリッジと東京都庁のライトアップが七色に変わりました。
出典：日本経済新聞「東京アラート解除 休業緩和『ステップ３』へ」
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1. 東京アラートの目安と現状
具体的な数値が示された3つの指標のうち、1つでも目安の数値を超えた場合、必要だと判断されれば「東京アラート」が発動されます。具体的な3つの指標は、以下の通りです。
今回は、全ての指標において、数値が下回ったため解除されました。
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東京アラート 目安 |
現状 （6/11現在） |
再び休業要請 目安 |
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|---|---|---|---|
| 新規感染者数（1週間の平均） | 20人以上／1日 | 17.9人 | 50人以上／1日 |
| 感染経路不明の割合 | 50%以上 | 48% | 50%以上 |
| 感染者の増加比率（前週と比較） | 1以上 | 0.98 | 2以上 |
2. 休業要請の緩和、「ステップ３」で変わること
東京都は「新しい日常」を定着させるため、飲食店や商業施設などの休業要請を「ステップ０」から「ステップ３」までの4段階で判断をしてきました。今回は、最終段階の「ステップ３」に移行しました。
3. 「自粛」から「自衛」へ
東京都の小池知事は、「新型コロナウイルスと共に生きていく “with コロナ” の新しいステージに入ったと認識していただきたい」と述べました。これからは、引き続き「手洗い」、熱中症を考えながら「マスクの着用」、「３密」を避ける行動を基本にしながら、新しい日常生活を送っていただきたいとしました。
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（左）七色にライトアップされたレインボーブリッジ と （右）東京都庁
参照：JIJI.COM「都庁ライトアップで注意喚起 感染状況、色で表示―東京都」
～実習生の皆さんへ～
6月2日に発動し、約10日間続いた「東京アラート」が解除されました。そして、飲食店やカラオケ、テーマパークなどの営業再開も認められる「ステップ３」に移行しました。これで、ほぼ全ての休業要請が終了することになります。
これまでは、自粛のお願いばかりをしてきましたが、これからは「withコロナ」として、感染防止に努めながら生活をしていく段階に変わりました。正しい感染防止策をすれば、友人と会ったり、出かけたりしても大丈夫です。これからは、どうしたら楽しく「新しい日常」を送ることができるのか考えながら、上手に付き合っていきましょう。
出典：
東京都の公式ウェブサイト
https://www.metro.tokyo.lg.jp/ （2020年6月12日参照）
日本経済新聞「東京アラート解除 休業緩和『ステップ３』へ」
https://www.nikkei.com/.../ （2020年6月12日参照）
JIJI.COM「都庁ライトアップで注意喚起 感染状況、色で表示―東京都」
https://www.jiji.com/jc/... （2020年6月12日参照）
NHK NEWS WEB「東京都『ステップ３』どう変わるの？東京アラート解除へ」
https://www3.nhk.or.jp/...html （2020年6月12日参照）
