感染症が拡大する前は穏やかで優しくいられたのに、今は怒りっぽく疲れやすくなってしまった、と感じている人はいませんか。見えないウイルスとの闘いは、心も体も疲れやすいです。
しかし、全世界共通でこの状況はすぐに良くなりません。現実がすぐに変わらない時は、皆さん自身が先に動いて、心の持ち方・考え方を変えてみましょう。今回は、周囲との関係が良くなり、この状況も乗り越えることができる一つの方法として、「穏やかな人」になるための方法をご紹介します。
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出典:TABI LABO「おおらかな人に共通する7つの特徴」
1. 穏やかな人になる方法
穏やかな性格の人をイメージする
お手本になる人を意識するのと、そうではないのとでは効果が大きく変わります。イメージをすることはとても大切なステップです。
穏やかな表情づくりを意識する
表情は感情に大きく影響します。怒っている顔をすれば、気持ちも怒りっぽくなります。穏やかな人になるためには、自然と穏やかな表情になれるよう意識をしてみましょう。
「イラッ」としたら、ゆっくり2回呼吸をする
「怒らないようにしようと」と思っているだけでは、なかなか実現できません。自分をコントロールするトレーニングが必要です。「イラッ」とした時は、ゆっくり静かに「小さな深呼吸」を2回しましょう。
「許す」習慣をつくる
これは精神的なトレーニングです。失礼な人、ミスをした人、好きになれない人を「許す」のです。「許す」という行為は、自分が精神的に優位に立たなければなりません。これができるようになると、とても気分が良いです。気分が良いことは続けやすく、習慣にもなりやすいですね。
2. 穏やかな人の特徴
いつも笑顔でよい雰囲気をつくってくれる
真剣な話し合いの場でも、そこに穏やかな人がいると雰囲気はずいぶん変わります。話し合いもスムーズになるでしょう。まずは、笑顔を絶やさないことです。口角を少し上げておくだけで十分ですよ。
どんな内容の話でも静かに話すことができる
穏やかな人は、あまり声を荒げません。他の人が怒って大きな声を出してしまう時でも、冷静さを忘れず、静かに話し合いをすることができます。その方が、相手から信頼され、言葉にも説得力が増すからです。
相手の意見を受け止める
穏やかな人は自分の意見もしっかり持っていますが、もし違う意見だとしても、相手のことは否定しません。否定したい時でも、相手に嫌な思いをさせないように、やわらかい言葉で伝えるようにしています。
3. 自己分析をして、さらにイメージをする
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自分の性格をよく知る
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穏やかな人と自分の違いを知る
皆さん自身は、どのような性格の人ですか?
最初にイメージをした「穏やかな人」と「皆さん自身」には、どのような違いがありますか?
「穏やかな人」になりたい理由はなぜですか?
大切なのは、皆さん自身が「穏やかな人」になりたいと思うことです。
これを心がけると、毎日の生活も穏やかでゆとりのある日々に変わっていくでしょう。
~実習生の皆さんへ~
「穏やかな人」になるためには、いつもより冷静になること、相手を受け入れること、笑顔でいることが大切ですね。
感情のコントロールは大変ですが、怒っても泣いても仕方がないこともあります。今の状況や相手が変わらないなら、自分自身が先に変わってみましょう。誰かに優しくされると優しい気持ちになれるように、皆さんが穏やかになれば、周りも穏やかになるかもしれません。もしすぐに変わらなくても、辛いことがあっても、そこは「許す」ことです。それもトレーニングの一つですよ。
先日ご紹介した本の中で、「置かれた場所で咲きなさい」という本がありました。
そこには、笑顔で挨拶をしたけど無視をされてしまった時、怒るのではなく、『私のほほえみは、“神様のポケット”に入ったのだ、と考える』という言葉があります。
ご紹介した本もぜひ読んでみてくださいね。
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出典:
5セカンズ「穏やかな人になる6つの方法」
https://the5seconds.com/... (2020年6月9日)
TABI LABO「おおらかな人に共通する7つの特徴」
https://tabi-labo.com/... (2020年6月9日)