scroll top
冬のコロナ対策~感染防止のポイント~
2020/11/25
1201
冬になって寒くなると、換気のために窓を開けるのが難しくなったり、水が冷たくて手洗いの徹底が難しくなったりするなど、感染対策が十分できないことが心配されています。冬は色々な感染症が流行しやすい季節です。

今年の冬は、インフルエンザだけでなく新型コロナウイルスへの感染にも注意しなければなりません。感染リスクの高い行動は避けて、感染拡大の防止に努めていきましょう。

出典:freepik

1. 感染者が増える理由

これまでの感染拡大の経験から、主に「集団感染」によって感染者が増えていることが分かっています。一方で、外で歩くこと、十分に換気がされている電車やバスなど、公共交通機関での感染は限定的だと考えられています。

2. 冬のコロナ対策

「マスクの着用」「3密を避ける」「手洗い」などの基本的な対策は変わりません。その上で、寒い場所でのコロナ対策をご紹介します。

① 基本的な感染防止対策

  1. マスクを着ける(ウイルスを移さない)
  2. 人と人との距離を確保する(1mを目安に)
  3. 3密を避ける、大声を出さない
  4. 「5つの場面」「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」を参考にする
    ※ 下記の関連記事で紹介しています

関連記事: 新型コロナウイルスについて分かった「10の知識」

② 寒い場所でも換気をする

  1. 24時間換気システムを利用する
  2. 24時間換気システムがない場合は、室温が下がらない程度に常時窓開けをしておく(室温は18度以上を目安に)

関連記事: 1時間に2回以上「換気」で空気中のウイルスを薄める

③ 保湿をする(湿度40%以上を目安に)

  1. 換気しながら加湿をする(加湿器を使用、洗濯を室内で干す)
  2. 濡れた布などでこまめな拭き掃除をする
  3. 使っていない部屋の窓は大きく開けるなどして、2段階の換気をする

~実習生の皆さんへ~

新型コロナウイルスの感染防止には「換気が効果的」ですが、冬の時期は難しいこともありますね。そこで、日本政府が示している寒い場所での感染防止対策について紹介しました。「マスクを着ける」「3密を避ける」「手洗い」など基本的な対策は変わりませんが、冬でも窓を少しだけ開けておいたり、換気扇を使ったり、風通しを良くしておくことが大切です。

感染流行から長い期間が経ちましたが、コロナに慣れないでくださいね。世の中では外出する人が増えて、感染するリスクが高くなっています。緊急事態宣言が解除されたあとに示された「新しい生活様式」は覚えていますか?毎日健康でいるためにも、感染予防を徹底して過ごしていきましょう。

関連記事:

出典:

セミナー、日本文化、経験者の話、ニュースなどの配信を希望される場合、メールアドレスをご記入ください。
同じカテゴリーの記事
この記事についてコメントする