東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の主に4都県にて、新型コロナウイルスに感染する人が増えています。他の地域に比べて、人口や人の移動が多いためだと考えられます。
新規感染者がいない地域、少ない地域がほとんどですが、ウイルスがなくなったわけではありませんので、前向きに考えながらも、引き続き「感染予防を続ける」ことが大切です。本記事では、新型コロナウイルスと共存していくために、外出時に気を付けるべき「感染予防」についてご紹介します。
ポスター「感染予防のために、できること」
監修:渋谷健司(キングス・カレッジ・ロンドン)、林 淑朗(亀田総合病院)、堀成美(国立国際医療研究センター)、久住英二(ナビタスクリニック)/デザイン・イラスト:德間貴志
1. 感染しないための自己管理
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しっかりと手洗いをする(手洗いだけで、手に付いたウイルスが100分の1に減る)
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不要不急の外出は避け、外出時にはマスクを着ける
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適度な運動と十分な休息をとる
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栄養バランスのとれた食事をとる
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部屋の整理整頓をし、清潔な状態を保つ
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2. 外出前の準備
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体温を計り、体調確認をする
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37.5度を超える場合は、外出はせず、企業や監理団体の人へ連絡をする
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マスクや消毒液など、感染予防グッズを準備する
3. 職場ではどうする?
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エレベーターに乗る時は、ボタンに直接触れない
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1時間に2回、5~10分間換気をする
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食事前、トイレ、それ以外でも頻繁に手を洗う
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水をたくさん飲む(1日2リットルが目安)
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できる限り、人と人との距離は1メートル以上離れる
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4. 食事のとり方
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外食を控え、お弁当や自炊を続ける
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栄養バランスのよい食事を心がける(主食、主菜、副菜、汁物をとる)
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料理は他人とシェアしない
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食事中は会話を控える
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5. 買い物をする時の注意
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できるだけ少人数で行く
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お店での滞在時間をできるだけ短くする
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混雑する時間を避ける
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6. 運動する時の注意
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健康維持のため、適度な運動はした方が良い(ウォーキング、ジョギング、ヨガなど)
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激しい運動は免疫機能を低下させ、感染しやすくなるので注意が必要
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なるべく1人で運動をする(多くても2人)
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7. マスクの捨て方
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マスクを着ける時、外す時は手を消毒する
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ビニール袋に入れてゴミ箱に捨てる
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ゴミ箱は内側に袋をかけて、捨てやすいようにする
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8. 帰宅した時の注意
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マスクを取り外してから、手洗いと消毒をする
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携帯電話などの小物をアルコール消毒(濃度75%以上)する
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服を着替え、洗濯をして清潔を保つ
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9. 公共スペースでの注意
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「階段、エレベーター、ドアノブ、蛇口」など不特定多数の人が使うものは、できる限り触れない
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公共交通機関を使う時は、「混雑を避ける」「人との距離を空ける」「車内のものに触れない」
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~実習生の皆さんへ~
国内での感染者が増えていますが、7月12日現在、これまでに感染した人21,113人に対して、完治した人が17,787人になりました。約84%の人が回復しており、緊急事態宣言が出ていた頃とは状況が変わっていますね。
しかし、感染しないか不安な日々を送っている人もいると思います。そんな時は、少し考え方を変えてみましょう。例えば、日本の人口は約1億2,618万人です。これまでに感染した人は21,113人いるので、日本で感染している人の割合は約0.016%です。
他にも、緊急事態宣言が解除されてから「もう2か月」と考えるのか、「まだ2か月」と考えるのか、考え方次第で、こういった状況でも、明るく楽しく前向きに過ごすことができますよ。
まだまだ、自由に遠くまで出かけたり、パーティーをしたりできませんが、「普段とは違う時間があるからできること」について改めて考えてみてください。これからは、「コロナ時代をどう前向きに生きるか」がとても大切になってくると思います。
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