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大雨災害、避難する時の新型コロナウイルス対策
2020/07/07
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7月3日、九州地方では記録的な大雨が降りました。その後も、熊本県や鹿児島県、宮崎県などで大雨が続いており、土砂崩れや川の増水、家の中に水が入ってくる浸水被害などが起きています。一部地域では、避難指示が出ていますが、皆さんが住んでいる地域では大丈夫でしょうか。今回は、新型コロナウイルスが流行している今、もし避難所へ移動することになった場合の避難ポイントについてご案内します。

出典:KYODO NEWS IMAGELINK
「水に漬かった道路で立ち往生する車(4日午前9時38分、熊本県八代市)」

1. 新型コロナウイルスが流行している今、人が集まる「避難所」に行くべき?

避難した方が良いか迷った時、避難指示が出された時は、①会社、②監理団体に確認をしましょう。
危ないですから、自分の判断で動かないようにしてください。

新型コロナウイルスはまだ終息していないため、多くの人が集まる避難所へは移動したくない人もいると思います。避難ですが、避難指示が出ているからと言って、必ずしも避難所へ行かなければいけない、というわけではありません。人によっては、避難しない方が安全な場合もあります。

まずは、自分が住んでいる場所の危険度を確認しましょう。避難については、会社と監理団体に確認をして、指示をもらってください。自分たちだけの判断で動かないようにしてください。

~避難先として考えらえる3つの場所~
  1. 在宅避難(自宅に残る)
    自分の住んでいる家が安全だと分かり、食料などもあるなら、住み慣れている自宅に残ることも選択肢の一つです。
  2. 自主避難(頼れる人の家)
    近くに住む会社の人や友人など、自分がいる家より安全な場合は、頼れる人に相談することも考えてください。
  3. 指定避難所(自治体が指定した場所)
    自治体が、学校や公民館などを避難所とする場合があります。場所が変更されている場合もありますので、事前に確認をしてから移動するようにしましょう。

2. 避難所に行く時の感染対策グッズ

通常の防災グッズ(水、懐中電灯、非常食など)に加えて、感染対策として次の物を用意しておくことがおすすめです。下記の感染対策グッズ以外にも、個人で必要なものがあれば、あらかじめ用意をしておいてくださいね。

~非難場所への持ち物(感染対策グッズ)~
  1. マスク(複数枚持っていきましょう)
  2. アルコール消毒液
  3. ハンドソープ、石けん(誰かと共有しないように、自分用を持っていきましょう)
  4. 除菌用アルコールティッシュ(水不足の時、手洗いの代わりにします)
  5. 体温計(避難所にない場合があります)
  6. キッチンペーパー(雑菌が残りやすいタオルを共有せずに、手を拭くことができます)
  7. コップ(誰かと共有しないように、自分用を持っていきましょう)
  8. スリッパ(地面にはウイルスがたくさんいるので、直接ふれないようにしましょう)

~実習生へのメッセージ~

九州地方では、6月下旬にも大雨による避難指示が出ていました。今回の大雨でも避難をしている人、被害を受けてしまった人が大勢いますね。皆さん自身、会社の人は大丈夫でしょうか。こういう時は、いつもお世話になっている人や近所の人など、周りの状況も見ながら、お互いに助け合っていきましょう。しかし、「自分の命は自分で守らなければいけない」と認識を持つことも大切です。もしもの時のために、しっかりと準備をしておいてくださいね。

出典:

日本気象協会, tenki.jp「大雨災害は怖いけど、コロナも怖い どう非難する?」
https://tenki.jp/... (2020年7月6日参照)

KYODO NEWS IMAGELINK
hhttps://imagelink...html (2020年7月6日参照)

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