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小さなことから始める感染予防!「口腔ケア」できていますか?
2020/10/01
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新型コロナウイルスが流行してから、「免疫」が注目されるようになりました。

免疫は、病気を軽くしてくれたり、発症を防いでくれたり、悪さをする細菌から人を守る働きがあります。口の中には、この細菌がたくさんいることを知っていますか?体を守ってくれる細菌もいますが、悪さをする細菌もいます。口の中を清潔に保って、ウイルスから身を守りましょう。

関連記事:心身の健康を維持するための4つのポイント~口腔ケア~

出典:無料写真素材 写真AC

1. はじめに ~感染予防で大切なこと~

ワクチンの開発や治療薬の開発が進んでいますが、まだ完成していません。そして、新しいウイルスなので分からないこともたくさんあります。感染予防をしっかりすることが大切です。口の中を清潔に保つ、「口腔ケア」もそのうちの一つです。

2. 口腔ケアが大切な理由

免疫の約70%が腸でつくられていると言われているので、まずは腸の健康を保つことが大切です。しかし、口の中の細菌は①食道→②胃→③腸へと移動をしていきます。そのため、口腔ケアをしっかりと行い、腸に悪い細菌を運ばなないようにすることが大切です。毎日の丁寧な歯磨きは、虫歯予防だけでなく、感染予防にもなっているということを覚えておきましょう。

3. 「よく噛む」習慣で免疫を上げる

食事の時に「よく噛む」と唾液が増えますね。唾液には、細菌が増えるのを止めてくれる効果があります。しかし、食事が10分くらいで終わる人、1人で食べる機会が多い人は、噛む回数が足りていない可能性があります。厚生労働省では、「ひと口30回ずつ噛んで食べること」をすすめていますよ。皆さんは食事の時、よく噛んでいますか?

~実習生の皆さんへ~

ワクチンの開発や治療薬の開発は、待つことしかできませんが、一人ひとりができる感染予防はたくさんあります。①マスク、②手洗い、③3密を避ける、④換気、⑤運動、⑥栄養のある食事は当たり前の感染予防になってきましたね。この6つに加えて、「口腔ケア」も取り入れていきましょう。これからの季節は、新型コロナウイルスだけではなく、インフルエンザも増えてきます。いつもの生活少し丁寧にするだけで、感染を予防する行動につながりますよ。

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