最近では、携帯で撮った写真や動画を無料で共有するSNSサイトで、ハッシュタグ「#おうち時間」が話題になっているようですね。自宅で「何をしようか迷っている人」は、この機会に日本食をマスターしてみてはいかがでしょうか。本日は、簡単に作れる「和菓子」について、①おこげおせんべい、②大福餅、③わらび餅の3つをご紹介します。
1. おこげおせんべい
「おせんべい」は、日本のお米を原料とするお菓子です。おせんべいの歴史はとても古く、発祥の地は中国だとされています。日本では、約2000年前の弥生時代に主食として普及し、現在のようにお菓子として食べられるようになったのは、約680年前の室町時代からだと言われています。
出典:cookpad
材料(1人分) |
ご飯 |
1膳分 |
油 |
大さじ2 |
塩、しょう油など |
少々 |
作り方 |
① オーブントースターの天板の上にアルミホイルを敷き、ご飯を並べる(6枚分くらい)。 |
② ラップをかぶせて、平にのばしていく。 |
③ ラップを外して、オーブントースターで6分加熱する(水分を飛ばすため)。 |
④ フライパンに油を熱し、③を揚げ焼きにする。 |
⑤ 好みで塩やしょう油をかけて出来上がり。 |
2. 大福餅
今から約400年以上前の江戸時代から、庶民の食べ物として親しまれていたと言われています。丸くふっくらとした形で「あんこを白いお餅で包んだもの」が一般的ですが、ヨモギ(植物)を混ぜた緑色の大福や苺などの果物を入れた大福、生クリームが入っているものもあります。
★あんこと一緒に苺を包むと「苺大福」になります
出典:無料写真素材 写真AC
材料(3人分) |
白玉粉 |
50g |
砂糖 |
50g |
水 |
100cc |
片栗粉 |
小さじ2×3回分 |
こしあん(粒あんでも良いです) |
45g |
作り方 |
① 耐熱容器に白玉粉と砂糖を入れて混ぜる。水を少しずつ入れて、よく混ぜる。 |
② ラップをふんわりかけて、以下の手順を行う。透明感が出たら、あら熱が取れるまで冷ます。
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電子レンジ600wで1分加熱→混ぜる
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電子レンジ600wで1分加熱→混ぜる
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電子レンジ600wで15秒加熱→混ぜる
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③ ラップの上に片栗粉小さじ2を広げる。②を1/3量すくって、ラップの上にのせる。片栗粉をつけた手であんこ15g丸めて、真ん中にのせる。 |
④ ラップごと包むようにして丸める |
3. わらび餅
今から約1200年前の平安時代が始まりだとされています。約680年前の室町時代になると茶道が盛んになり、お茶と一緒に食べるお茶菓子として、重宝されるようになりました。原料の「わらび粉」は高価なため、身分の高い人が食べるお菓子だったとも言われています。現在では、わらび粉を使わず、片栗粉や白玉粉などのでんぷんを利用したものが多く普及しています。
出典:無料写真素材 写真AC
材料(2人分) |
片栗粉 |
50g |
砂糖 |
30g |
水 |
250cc |
きなこ |
適量 |
黒みつ |
適量 |
作り方 |
① ボールに氷水を用意しておく。 |
② 鍋に、「片栗粉」「砂糖」「水」を全部入れて、よく混ぜる。 |
③ 弱火~中火にかけて、絶えずかき混ぜる。固まりはじめてきたら弱火にして、混ぜ続ける。 |
④ 透明になったら火を止めて、1分ほど混ぜ合わせる。 |
⑤ スプーンを2本使い、一口大に丸めて、氷水の中に落としていく。 |
⑥ 水気を切り、きなこと黒みつをかけて食べる。 |
~実習生の皆さんへ~
今回の記事では、自宅で簡単に作ることができる「和菓子」についてご紹介しました。お店で買って食べる和菓子も美味しいですが、これまでに挑戦したことのない人は、手作りの和菓子づくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。皆さんが毎日経験している日本の生活はもちろん、伝統文化や和食、和菓子など日本にいるから経験できることをたくさん吸収できると良いですね。大切な人、お世話になっている人に日頃の感謝を込めて、プレゼントしてみるのも良いかもしれません。
出典:
お米の国の物語「米菓の歴史」
https://www.kamedaseika.co...html
和菓子の季節.com「大福の特徴・歴史・味」
https://wagashi-season.com/.../
グリコ栄養食品たべもの事典「わらびもち」
https://www.glico.com/...html
無料写真素材
https://www.photo-ac.com/