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お家時間の過ごし方~ベトナム語に翻訳されている日本の本~
2020/05/29
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皆さんは、普段本を読みますか、本を読むことは好きですか。読書には、漢字や文法に詳しくなり知識が増えたり、興味の幅が広がったり、考える力が身に付いたり、ストレス解消に繋がったり、その他たくさんのメリットがあると言われています。

「仕事ができる人は読書家が多い」とも言われていますね。本を読む機会が少ない人は、自宅で過ごす少しの時間を読書にあててみてはいかがでしょうか。本日は、ベトナム語に翻訳されている日本語の自己啓発本についてご紹介します。

出典:無料写真素材 写真AC

1. 自己啓発本とは?

自分の能力を高めてくれたり、精神的に成長させてくれたり、「心の成長」と「能力の成長」を促してくれる本のことです。本を読むときは、全ての内容を鵜呑みにするのではなく「一つの考え方」として取り入れ、自分の意見も考えながら読みましょう。

2. ベトナム語翻訳のある日本の自己啓発本

① 「道をひらく」 著者:松下幸之助(まつした こうのすけ)

1963年に発刊依頼、累計400万部を超え、今もなお読み継がれているロングセラーの本です。著者は世界的大企業であるパナソニックを一代で築き上げた経営者であり、あらゆる年代、職種の人に支持をされています。成功者としての経験をもとに、「仕事をする人の心構え」について書いています。自信を失っている人、困難にぶつかっている人、仕事を向上させたいと思っている人は、きっと勇気づけられる1冊でしょう。

② 「嫌われる勇気」 「幸せになる勇気」 著者:岸見一郎(きしみ いちろう)、古賀史健(こが ふみたけ)

「幸せになるための人生の歩み方」について書かれた二部作の本です。2冊とも読む場合は、「嫌われる勇気」から読むと分かりやすいでしょう。

「嫌われる勇気」

世界的に有名な心理学者アルフレッド・アドラーの「幸福論」をもとに、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに対して、シンプルかつ具体的な「答え」を提示している本です。自分らしく生きていくためのヒントを与えてくれています。

「幸せになる勇気」

「嫌われる勇気」で書ききることができなかった、続編です。「人は幸せになるために生きているのに、なぜ『幸福な人間』は少ないのか」考えながら、「真の自立」と「愛」をテーマに、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」について書いています。

③ 「置かれた場所で咲きなさい」 著者:渡辺和子(わたなべ かずこ)

累計200万部を超えたベストセラーの本です。「置かれた場所こそが今のあなたの居場所」、「時間の使い方は、そのまま命の使い方」、「次に咲く花がより大きく、美しくなるように、自らが咲く努力を忘れてはなりません。」など、心に突き刺さる言葉がたくさん書かれています。心に迷いがある人、そうでない人、全ての人おすすめの本です。

④ 「もう、怒らない」 著者:小池龍之介(こいけ りゅうのすけ)

ムカつく、妬む、悔やむ、悲しい、虚しい・・・・仏道では、これら負の感情を全て「怒り」と考えます。人は怒ると心が乱れたり、他人にも伝染させてしまったりします。あらゆる不幸の元になる「怒り」を、どうしたら手放すことができるのか?について書かれています。怒ることが多い日々を、清々しい日々に変えるための1冊です。

⑤ 「完全版 鏡の法則」 著者:野口嘉則(のぐち よしのり)

2006年に発行されてから累計100万部を超えるベストセラーとなり、2017年には「完全版 鏡の法則」が発行されました。 「鏡の法則」とは、「人生とは自分の心を映し出す鏡である」というもので、「鏡の法則」にそった複数の物語(実話)から構成されている本です。物語を通して、読む人の悩みを解消し、運を開くヒントが書かれています。

~実習生の皆さんへ~

自己啓発本について探してみると、日本語の本がベトナム語に翻訳されているものが多くありました。日本語での読書が難しくても、ベトナム語に翻訳された本を先に読めば、日本語で書かれた本も理解がしやすいですね。ご紹介した本は有名な本ばかりですので、ぜひ一度触れてみてください。

日本語で挑戦してみることも素晴らしいですが、どんな言語でも、読書は「最高の自己投資」です。読みやすい言語で読んでみましょう。もし、成長したい、知識を増やしたい、会話力を上げたいなど、自分を変えたいと思っている人がいたら、ぜひ「読書」を始めてみてください。本記事でご紹介したもの以外でも、皆さん自身で検索をしてみて、お気に入りの1冊を見つけてみてください。

参考書籍:

  • 岸見一郎、古賀史健(2013)『嫌われる勇気』 ダイヤモンド社
  • 岸見一郎、古賀史健(2016)『幸せになる勇気』 ダイヤモンド社
  • 小池龍之介(2012)『もう、怒らない』 幻冬舎
  • 野口嘉則(2017)『鏡の法則』 サンマーク出版
  • 松下幸之助(1963)『道をひらく』 PHP研究所
  • 渡辺和子(2012)『置かれた場所で咲きなさい』 幻冬舎

出典:

無料写真素材 写真AC
https://www.photo-ac.com/ (2020年5月28日参照)

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