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感染拡大を防ぐ新たな取り組み、「新しい生活様式」とは?~その1~
2020/05/14
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新型コロナウイルス感染症の対策について助言を行う「専門家会議」は5月1日、現在の状況分析を行い、再び感染が拡大しないよう長丁場に備えて「新しい生活様式」に切り替える必要があるとして、具体的な実践例を示しました。

緊急事態宣言の解除後は、気の緩みからくる感染の第二波が懸念されています。日本政府が示した「新しい生活様式」について2回に分けてご紹介しますので、ご確認ください。

出典:NHK NEWS WEB

~これまでと変わらないこと~

感染防止の3つの基本
  1. 「三密(密集・密接・密閉)」の回避
  2. マスクの着用
  3. 手洗いなどの衛生

~これから変わること、新しい取り組み~

新しい生活様式の実践例
  1. 感染防止の基本
  2. 移動に関する感染対策
  3. 日常生活
  4. 買い物
今回の記事で紹介
  1. 公共交通機関の利用
  2. 食事
  3. 娯楽・スポーツ等
  4. 地域の行事やイベント、パーティー
次回の記事で紹介

1. 感染防止の基本

  • 人との間隔はできる限り2m(最低1m)空ける
  • 遊びに行く場合は、屋内より屋外を選ぶ
  • 会話をする際は、可能な限り真正面を避ける
  • 会話をする時は、症状がなくてもマスクを着用する
  • 帰宅後は、まず手や顔を洗い、すぐに着替える、シャワーを浴びる
  • 手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)

2. 移動に関する感染対策

  • 感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える
  • 旅行は控える
  • 発症した時のため、誰とどこで会ったかをメモする
  • 地域の感染状況に注意する

3. 日常生活

  • こまめに手洗い、手指消毒をする
  • 咳エチケットを徹底する
  • こまめに換気する
  • 身体的距離を確保する
  • 3密の回避(密集・密接・密閉)
  • 毎朝の体温測定、健康チェックを行う
    (発熱、風邪の症状がある場合は無理せず自宅で療養)

4. 買い物

  • 1人または少人数で空いた時間に行く
  • 電子決済を利用する
  • 計画を立てて素早く済ます、お店に長居しない
  • サンプルなどの展示品は極力触らない
  • レジに並ぶ時は前後の間隔を空ける

~実習生の皆さんへ~

新型コロナウイルス感染症の終息は、日本だけでなく世界各国でも長期戦にあると想定されています。5月4日には、現在の状況を見て緊急事態宣言が延長されましたが、このまま延長を繰り返していくことはありません。日本の経済を動かすため、皆さんの仕事を再開させるため、長期間における対応策として「新しい生活様式」の提案がされました。しばらくは、この生活様式の定着が必要になると言われています。ベトナムにも日本にも、世界にも、苦しい思いをしながら生活をしている人が大勢います。今は「心を一つにして頑張る時期」として乗り越えましょう。

出典:

厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 『新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言』(2020 年 5 月 1 日)」
https://www.mhlw.go.jp/...

厚生労働省「新型コロナウイルスを想定した『新しい生活様式』を公表しました
https://www.mhlw.go.jp/...

NHK NEWS WEB「専門家会議『新しい生活様式』の実践例」
https://www3.nhk.or.jp/...

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