総合健康診断で良い結果が得られるよう、郵便総合病院のカオ・ゴック・ソン医師はEsuhai・Kaizen吉田スクールの実習生に講義を行いました。
初めに医師は、健康である状態だとしても日頃からの心掛けで健康診断の結果が左右される可能性があると話しました。よって、健康診断を受ける前にいくつかの心構えが必要となります。
間違いなく、自信を持って健康診断を受けることができるよう、質疑応答で医師が詳しく回答しました。
次は、多くの実習生が疑問を持っていることです。
質問1:健康診断の結果によると、私は心臓の動きが遅いそうです。心臓の動きに影響を与える要因や心拍数を正確に測るための心得を教えてください。
心臓の動きは、心理状態や病状によって違ってきます。正確な結果を得るためには、心拍数を測る前に刺激のある食べ物を食べないこと、運動しないことなど心得ましょう。心電図をとる前に2、3分程度安静にしましょう。
質問2:貧血の症状・治療方法はなんでしょうか?
貧血の症状は、かなり分かりやすいです。
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顔が青い、粘膜の色が薄い
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爪が乾燥したり、壊れやすくなったりする
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心臓の動きが速い
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疲れた時に呼吸が困難になる、息が荒い
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神経:めまい、頭痛、耳鳴り、倒れやすい
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消化困難、食欲不振、舌が痛い
治療方法:
栄養バランスの良い食生活を心掛けること。そ牛肉、レバーなど赤身の肉を多めに取ること。
その他、貧血用の薬を飲むことも良いでしょう。
質問3:ヒートショックは健康に悪いですか?
ヒートショックは、体がまだ適応できていない時に急激な温度の変化でダメージを受けることです。暑い時期のヒートショックを予防するために、水分を多めに取る、扇風機の風を直接ずっと当てない、汗まみれの状態でエアコンの下にいないこと などが大切です。
健康についてアドバイスをした後、カオ医師は勉強・娯楽・運動のバランスがきちんと取れる生活が送れるように、普段から気をつけるべきだと強調しました。
ぜひ様々なことに気をつけて健康診断で良い結果を得られるよう、そして日本での生活が健康に過ごせるよう願っています。