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根室市、ベトナムでサンマ販促輸出増へ官民協力
2013/04/17
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根室市は23日から6日間、ベトナムで根室産サンマの販促活動を展開する。外交樹立40周年を記念した日越友好年の関連事業「おいしいニッポンフェア」に参加。現地のフードテーマパークや食品見本市にも出展し、官民一体で根室産サンマの輸出拡大につなげる。

ホーチミン市で23日に開かれる同フェア開幕式典にサンマ料理などを提供。まず現地の経済団体や報道機関にPRする。24日からは日本食 テーマパーク「TOKYO TOWN」でサンマの塩焼きやあぶり握りずしなど計1000食分の無料試食会を実施。中間層以上を対象に一般消費者らの反応を 直接探る。

 企業向けには同国で最大の食品見本市「フード&ホテル ベトナム2013」に出展する。約30カ国・地域から400社近くが参加し、約1万人が来場する見込み。飲食関連業者やホテル、流通業者らにアピールし、新規需要を開拓する。

 市は2010年に民間と共同で市アジア圏輸出促進協議会を設立。まずベトナムに照準を定め、サンマ主体に地元水産物の輸出に乗り出した。輸 出実績は10年度(10年8月~11年7月)が21トン、11年度は137トンで、12年度は3月末時点で425トンと急拡大。対象国を広げ、14年度に1200トンの輸出を目指す。

日本経済新聞2013年4月17日より

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