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搬送装置のローツェ、ハイフォンで磁石製造開始へ
2013/02/19
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ウエハ・ガラス基板搬送装置などの製造販売を手掛けるローツェ株式会社(広島県福山市)は15日、精密シャフトモーター等の製造を行う株式会社ジイエムシーヒルストン(山形県最上郡)と共同出資で、北部ハイフォン市に新会社を設立すると発表した。

新会社の名称は「JIKA JIKA CO., LTD.」で、ローツェが99%、ジイエムシーヒルストンが1%を出資する。ローツェによると、同社の主力商品である搬送装置に使用している1軸ロボット及びシャフトモーターの重要な材料である磁石には外販品を使用しているが、レアアースの価格変動により製品の拡大が困難な状況になっているという。この問題を解決するため、ジイエムシーヒルストンと共同でレアアースを調達し、ベトナムの新工場で自社生産することでコストを削減、安定した供給体制を構築する。

なお、ローツェは1996年、野村ハイフォン工業団地に100%出資のローツェ・ロボテックを設立し、モーター制御機器や半導体製造装置用ロボットの製造を行っている。

新会社の概要
名称:JIKA JIKA CO., LTD.
所在地:ハイ・タイン工業団地(ベトナム・ハイフォン市)
事業内容:ネオジム(Nd-Fe-B)磁石及び磁石応用製品の開発・製造・販売
資本金:5000万円
出資比率:ローツェ99%、ジイエムシーヒルストン1%
設立日:2013年2月22日

ベトジョ2013年2月19日より

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