現地でサンドイッチ店「サブウェイ」などを展開するアイエフビーホールディングス(HD)と米国子会社セブン―イレブン・インクが契約を結んだ。1号店はホーチミン市内に出店。10年で1000店体制をめざす。
日本で磨いたビジネスモデルを伝えるため、セブン―イレブン・ジャパンから社員4人を派遣する。弁当や総菜といった独自企画商品の開発手法や出店用地の確保の仕方などを指導する。
最適な温度管理で商品を届ける物流網を現地企業と整備したり、日本と同じように外部の企業をパートナーとして取り込み専用の食品工場を設けたりする方針だ。アイエフビーHDはノウハウ取得に向け7月に運営会社を設立した。
セブン&アイが進出段階から日本流のノウハウで海外市場を開拓するのは、今秋に出店を始めるアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国に続き2カ国目。東南アジアでは初めてになる。
セブンイレブンは海外で約3万8000店を展開する。東南アジアはタイ、マレーシア、フィリピン、シンガポール、インドネシアに店舗網を持つ。ただ海外展開の権利は主に米国子会社が持っているため日本流の運営は浸透していなかった。
ベトナムは約9250万人の人口を抱える。経済成長が続いているが、コンビニはホーチミン市内で約400店にとどまる。日系はファミリーマートが71店(15年2月末時点)、ミニストップが17店(同)ある。
日本経済新聞2015年7月30日より。