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ベトナム農家コーヒー生豆在庫、5年ぶり高水準-上昇見込む
2015/07/14
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ベトナムの農家のコーヒー生豆在庫が少なくとも5年ぶりの高水準に達している。農家は、ここ1年4カ月で最大の上昇を示しているコーヒー生豆が引き続き値上がりすると予想している。

ルームバーグがトレーダー8人を対象に実施した調査の中央値によると、ベトナムの農家は6月末時点で収穫高の28%を在庫として保有していた。未売却在庫は計44万トン。前年同期の在庫は25万トンで、収穫高に占める割合は15%だった。同国は世界最大のロブスタ種コーヒー生豆産地。

ロンドン市場のコーヒー生豆先物価格は6月に月間ベースで昨年2月以降で最大の上昇率を示し、ベトナムの主産地であるダクラクでの価格は2カ月ぶりの高値を付けた。輸出量でベトナム最大の民間コーヒー生豆輸出会社アンミンによれば、農家は価格上昇を見込んで在庫を保有しているが、在庫の増加は10月に来シーズンの収穫が始まると価格を押し下げる要因となる可能性がある。

ICEフューチャーズ・ヨーロッパのロブスタ種コーヒー生豆価格は13日、1トン当たり1739ドル。6月には月間ベースで9.3%上昇した。

ヤフーニュース2015年7月14日より

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