米ファストフードチェーン大手のマクドナルドは8日、ベトナム南部の商都ホーチミン市に同国1号店を開業した。24時間営業の外食チェーン店は同国で初。今後10年間で100店舗超を展開する計画だ。
同日は早朝から顧客が詰めかけ、最大2時間待ちの列ができた。主力商品の「ビッグマック」は1個6万ドン(約290円)。ベトナム向けに原材料に野菜を多く使用した「マックポーク」(4万ドン)も用意した。
同国の外食店では初めてとなるドライブスルーも好評。バイク大国のベトナムらしく、自動車だけでなくバイクの列ができた。同店を利用した子連れの主婦(30)は「初めてマクドナルドができると聞いて来た。値段も手ごろ」と笑顔をみせた。(ホーチミン=伊藤学)
日本経済新聞2月8日により