母語以外の第二言語でもコミュニケーションができることは、仕事と生活の両方でより多くの機会を得ることができます。ベトナムで、日本語ができる人の多くが「良い」仕事に就くことができる機会を得ています。
統計によると、現在ベトナムに投資している日本企業は約2,000社あります。この数は、日本企業の市場拡大の必要性から、近い将来さらに増加すると予測されています。このことは、もし、日本語ができれば、社長秘書、幹部候補者、チームリーダーなどの重要なポジションや技術職、製造職、カスタマーサポートまで、日系企業を中心とした様々な企業様での仕事に応募する機会が広がるということです。
ベトナムの労働市場で、日本語ができる人材が職を得やすい仕事を一部紹介します。
社長秘書
N2レベル以上の日本語力があり、特に日本に住み、日本で働いた経験がある人にとっては、とても良い仕事となるでしょう。ベトナムに支店がある日系企業、日本の投資資本が入っているベトナム企業、日本と取引を行っているベトナム企業での就労となります。
給料は日本語レベルに比例します:
-
日本語レベルN2の場合:$400〜800
-
日本語レベルN1の場合:$1000〜1500
-
日本語レベルN1と専門知識:$1500〜2000
翻訳者・通訳者
現在、ベトナムの多くの企業は日本語ができ、かつ実習生として日本で働いた経験がある人を翻訳者や通訳者として採用しています。彼らは日本語ができるだけでなく、日本での仕事の経験、そこで得た技能、そして日本的な文化を理解している点が高く評価されています。
サポートスタッフ/カスタマーサポート
人材紹介会社では、日本語ができるサポートスタッフやカスタマーサポートを募集しています。サポートスタッフの役割は、人材ニーズのある企業と求職者の間に入り、両者を結びつけることです。
日本語教師
日本語学校や日本語センター、そして技能実習生を派遣する送り出し機関で日本語を教えます。
ツアーガイド
日本語を勉強していて、旅行、文化、観光地に興味を持ち、または観光を専攻すれば、ツアーガイドになることをお勧めします。
日本で実習する、働く
-
高校卒業以上の場合:実習生プログラム、特定技能プログラムに参加。日本で1〜5年実習し、日本語と技術を身につける。
-
技術系大学卒業の場合:エンジニアプログラムに参加。雇用先との契約が続けば、日本で長期間働くことが可能。
-
人文系大学卒業の場合:各専攻に応じて専門職への応募。雇用先との契約が続けば、日本で長期間働くことが可能。
日本での実習・就労後、帰国することを選択する場合、日本語と専門知識がしっかり身についていれば、他の人よりも就職が有利になりますよ!
---------------
日本語ができるということは、キャリアや仕事の機会を得る選択の幅が広がるということです。
将来の為に、日本語を学んでみませんか?
Esuhai – Kaizenは、すべての人を対象とした無料オンライン日本語コースを開催しています。