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ホーチミン市労働傷病兵社会局のセミナーに参加しました。
2014/10/25
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2014年10月21日午前、ホーチミン市労働傷病兵社会局が開催した「ベトナムの海外契約労働者について」というセミナーに参加しました。

セミナーには各区の労働傷病兵社会所をはじめ、送り出し機関、職業コンサルティングセンターなど多くの団体が参加し、代表者がそれぞれ現状・課題を述べました。

セミナーの様子

 

セミナーでEsuhaiの代表者は「満了帰国技能実習生に対するサポートと権利 – 海外労働者の管理方法」について発表しました。他の送り出し機関と違って、Esuhaiは出国前の意識教育や帰国後のキャリアアップ教育・サポート活動に力を入れています。

Esuhaiは、高卒19~30歳で未経験だがポテンシャルのある若者を対象にしています。そのため、KAIZEN吉田スクール(Esuhaiの付属教育機関)で実習生は「教育・就職能力向上」プログラムという授業を受け、日本に行く目的は経験を積み、日本語・職業能力を高め、責任意識・取り組み姿勢等を身につけることだと日本に行く前に明確にすることで、帰国後の準備をしっかりとします。

Esuhai日本連絡事務所も常に実習生と連絡をとり、実習生の悩みや希望を丁寧に聞き取り把握して組合や企業に提案し、実習生の受け入れがスムーズになるようにしています。

さらに、実習生が帰国後すぐに就職できるよう、実習が終わる3~6ヶ月前には在日本スタッフがヒアリングを行います。Esuhaiの実習生送り出しの特徴は、ベクラムジャパン部署が帰国後の実習生の希望・能力と合う仕事を紹介するのです。現在、ホーチミン輸出加工区・工業団地管理委員会(HEPZA)、JETRO、VIE-PANテクノパークなどと連携し、現在までに約200名に仕事を紹介しました。

今後も「教育・送り出し・仕事紹介」の流れを改善していくことでより労働者に安心して日本で働いてもらうことができると強調しました。

発表の終わりに、日本で働く労働者の管理について「Esuhaiは組合・受け入れ企業との信頼関係に基づき、労働者の権利を確保する方向で対象者や事案によってケースバイケースで対応しています。」と述べました。

Esuhaiの発表は各区の労働傷病兵社会所やセミナーに参加した送り出し機関・職業コンサルティングセンターに高く評価されました。

今回の「ベトナムの海外契約労働者について」のセミナーは行政機関、派遣業界の企業が相談・意見交換を行い、業界の課題を解決する場となりました。

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