2014年4月28日、バリア・ブンタウ省立職業訓練専門学校にてEsuhaiとバリア・ブンタウ省立職業訓練専門学校の提携契約締結式と日本への技能実習生派遣セミナーが開催されました。
式には、バリア・ブンタウ省立職業訓練専門学校の副校長チュオン・フイン・ニュー氏とゴー・スアン・コアット氏、そしてEsuhai-Kaizen吉田スクール社長兼校長先生レ・ロン・ソンと教育訓練省、工商署、ベトナム労働傷病兵社会問題省、バリア・ブンタウ省内の各職業訓練校の代表が参加しました。また、職業訓練専門学校の学生およそ400人も参加しました。
セミナーの開始前に、日本のTBSテレビやベトナムのHTVで放送されたEsuhaiのビデオをとおして、Esuhai-Kaizen吉田スクールと日本への技能実習生派遣の概要を学生と家族へ紹介しました。
セミナーの全体
セミナーの始め、バリアブンタウ省立職業訓練専門学校副校長チュオン・フイン・ニュー氏は、Esuhaiが日本へ派遣する技能実習生へ行っている事前教育について高く評価しました。バリアブンタウ省は日本企業の進出を誘致するために、2013年、日本企業向けにフーミーⅢ工業団地やダーバック工業団地を省内に建設しました。これはバリアブンタウ省がベトナムの主力工業都市を目指す戦略計画の一つです。
ベトナムへ進出する日系企業へ人材を提供し、日本で実習したベトナム人が帰国後は国の産業へ貢献できるように、バリアブンタウ省立職業訓練専門学校はEsuhaiと提携することとなりました。
セミナーで、Esuhai-Kaizen吉田スクール社長兼校長先生レロンソンは、バリアブンタウ省立職業訓練専門学校へ御礼を述べるとともに、「『社会を安定させ、発展・繁栄させる為に最も大切な要素である教育と仕事に関連する事業を行う』という方針のもと、Esuhaiとバリアブンタウ省立職業訓練専門学校の提携により、若者が技能を高め、日本で経験を積むチャンスを提供するだけではなく、ベトナム産業にも貢献できそして日越のより深い協力関係を作ることができる。」と挨拶しました。
また、セミナー参加した学生へ「自分の職業を選び明確にするのに20代は非常に重要な時期です。皆さんは今後の自分のキャリアアップの為に決断し、自信を持って日本で技能実習するチャンスをつかんで下さい。」と強く訴えました。
続いて、Esuhai-Kaizen吉田スクール社長補佐兼副校長里村がEsuhai-Kaizen吉田スクールとEsuhaiの技能実習生派遣について説明しました。Kaizen吉田スクールでは日本語だけではなく、日本企業で働く為の仕事のマナーを教え、人生設計、計画に必要な知識などの意識教育を行っています。
続いて、バリアブンタウ省立職業訓練専門学校とEsuhaiがバリアブンタウ省立職業訓練専門学校の学生を日本へ派遣すること、ベトナム国内の日系企業での仕事の紹介、日本語教育、募集セミナーの開催などを行う業務提携契約を交わしました。(下記写真)
次に、Esuhaiのスタッフが技能実習制度への申込条件、申込の流れ、待遇、派遣手数料、法的手続きについて案内しました。
1年と3年技能実習
性別 : 男性・女性
年齢 : 19~30歳
学歴 : 高卒以上
職種 : 機械、電子、食品、水産、建設、縫製、農業、プラスチック成型、検査
月収 : 12万円
貯金 : 80~250万円
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3年と3年以上の技能実習
性別 : 男性
年齢 : 30歳以下
学歴 : 大卒以上(機械設計・製造、自動化、電機、建設、自動車関連機械・電機 などの分野)
月収 :20万円
貯金 400万円(3年間)
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日本語ができる応募者は優先的に面接に推薦されます。
(日本語ができない応募者への日本語教育あり)
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セミナーの最後には、技能実習制度についての学生からの質問に応えました。(下記写真)
セミナー後、80人以上の学生が技能実習制度への参加を申しこみ、IQテスト、YG性格検査、計算速度検査、組立-分解テストなどの試験を受けました。(下記の写真)
試験に合格した学生は、翌日面接を行いました。面接に合格した学生は、ホーチミン市で健康診断を受けた後、Kaizen吉田スクールに入学する予定です。