東日本大震災をうけて、2011年3月27日、大阪にて勤務している技術者イック トゥーさんとゴック ユンさん、Kaizen吉田スクールを卒業し現在大阪にて技能実習中の実習生たち及び大阪周辺で働いている在日ベトナム人の方が集まり、ベトナム料理(ベトナム風チャーハン、チャークオン(生春巻きの一種))を作って販売し、売り上げを被災者の方たちへの義援金として寄付しました。
Esuhaiより送り出した技術者およびKaizen吉田スクールを卒業し日本で技能実習中の実習生、また大阪周辺で働いている在日ベトナム人の方が集まり、毎月ボランティア活動をしているということがわかりました。このボランティア活動はベトナム国家大学の学生寮敷地内にあるタンラップ孤児院(子供たちを学校にやることができない貧しいワーカーの子供や孤児、学校に通いながら道路で道で仕事をしている子供たちなどをサポートする施設)に支援金を送るために毎月行われているということです。今回3月のボランティア活動ということでベトナム料理を販売した売上金74,980円は、東日本大震災の被災者の皆様の力になれればと義援金として寄付をしたそうです。
ベトナム料理販売をする場所で笑顔の技術者イックトゥーさん(写真左)、ゴックユンさん(写真右)と大阪の在日ベトナム人
イックトゥーさんゴックユンさん、技能実習生、その他在日ベトナム人の支援活動の力になれろうとチャーハンとチャークオンを買いに来た人たちで混雑する販売所
東日本大震災の被災者支援活動を行ったベトナムの若者とそれを熱心に応援して下さった方たちの笑顔
今回のベトナム料理販売の義援金募集活動をしたメンバーを代表して技術者ゴックユンさん(KS1クラス卒業生。Esuhaiを通じて日本へ渡り仕事をしている技術者)が門真市にある教会代表者に義援金を手渡しました。この教会を通じて義援金が被災者の皆様に届けられます。
EsuhaiはKaizen吉田スクールを卒業し日本に渡った技術者・技能実習生のみなさんの、日本の方に対する親愛の情や意義ある活動を誇りに思います。これからも仕事、実習、生活の場だけにとどまらず、このような社会奉仕活動の場においてもみなさんの活躍が見られ、日本のあちこちでベトナム人の親愛の情が花開くことを期待しています。