歓迎・キャリアアドバイス式にはEsuhai-Kaizen吉田スクールの管理部、帰国生19名、日本企業の面接に合格し2015年4月に出国予定の学生31名が参加しました。
始めに、Esuhai社長補佐から帰国生へのお祝いの言葉を述べ、Esuhaiの実習生送り出しにおいての帰国後のキャリアアドバイス、及び帰国生の能力・経験が発揮できる仕事に早く就けるように案内していることを大事にしている、と話しました。
次に、日本に行く前の学習機関であるKaizen吉田スクールの日本人・ベトナム人担任講師から、帰国生へお祝いの花を送りました。
そして、レロンソン社長から日本での実習期間中にN2を取得した帰国生6人へ表彰状と賞金を渡しました。この表彰は帰国生の学習努力を高く評価すること、そしてEsuhaiが送り出した実習生が今後もN1,N2にチャレンジしてほしいと考え設けました。
N2合格した帰国生6人とレロンソン社長の記念写真
Esuhai-Kaizen吉田スクールの歓迎に対し、帰国生を代表しタンヴァンさんとキムガンさんは、今までEsuhai-Kaizen吉田スクールの指導のおかげで日本での実習を満了することができ、実習生活を通して自分が成長して帰国できた、と感謝の言葉を述べました。同時に、これから出国する学生へ「目標を立て、日々の努力を継続するよう、志を高く持ちたてた目標を達成して下さい。また、とても大事なのは日本の仕事においても生活においてもお互いに助け合いこと、有意義な期間にして欲しい」というメッセージを送りました。
次に、Vieclamjapan部長が帰国生の今後の予定、希望についてヒアリングしました。彼らのキャリア希望に沿って求人情報とEsuhaiの求人ページwww.vieclamjapan.comの使い方を案内しました。そして、在ベトナム日系企業へ就職に必要なスキル・日本語を補うための帰国生向けの生産管理コースやビジネス日本語コースを紹介しました。
次に、Esuhai社長補佐がEsuhaiの留学事業について紹介し、日本に留学するために必要な条件などをアドバイスしました。
その後、Esuhai人事部長からEsuhai-Kaizen吉田スクールで日本語教師や通訳・翻訳者などを募集している旨を案内しました。
次に、帰国生から日系企業での面接時の注意点等について質問があり、Esuhai社長補佐から、将来のキャリアアップに向けて人材育成を大事にしている企業を選ぶこと、日系企業が大切にするのは信頼であるため、面接の際に会社との間に信頼関係を築こうとする姿勢をアピールすること等をアドバイスしました。
また、ホーチミン市出張中に歓迎・キャリアアドバイス式に出席してくださった労働省外国労働局副局長とも交流することができました。
副局長は、帰国生の日本での技能生活及び帰国後のキャリアについて熱心にヒアリングしていました。起業したい実習生に向けて、実習した仕事の内容と今後起業したい分野と同じにすることをアドバイスし、ある台湾の帰国生が日本で介護分野の実習をしてから、帰国後台湾で老人ホームを開設し成功したケースや、ベトナム人帰国生が日本での製茶を家族で実習した経験を生かし、地元タイグエンで製茶施設を作り成功している成功事例を紹介しました。
また、Esuhai-Kaizen吉田の教育及び送り出しフローについて「Esuhaiのような送り出しフロー、帰国生に対するキャリアアドバイスを大事にしている送出機関は数少ない。今後Esuhaiモデルをより広げてほしい」と高く評価しました。
最後には、副局長からEsuhai-Kaizen吉田の益々のご発展、帰国生のご成功、これから出国する学生のご健康を願うというとお祝い言葉を頂きました。
式の間には、帰国生とEsuhaiスタッフ、Kaizen講師の交流を深めるために社宅の屋上で軽食の時間を設けました。
午後の部ではEsuhaiとの解約手続きや年金脱退一時金還付手続き等について案内しました。
Esuhai-Kaizen吉田スクールは、帰国生の皆さんが早く就職し、日本で蓄えた知識を自分の今後のキャリアに最大に活かせることを祈っています。