日本人はもちろん、技能実習生にも被害を受けていますので、以下の実例をもとに警戒の心を持って、被害を防いでください。
【事例1】 SNSを通じたマスク販売(振り込み詐欺)
フェイスブックページにて、「50枚1,700円でマスクを販売しています。お買い得です」といった内容の投稿があったため、学生が周囲の友人と共に11,250円(送料込み)を振り込んだところ、ブロックされてしまった。
【事例2】 マスク販売広告メール
産業資材を扱うメーカーより、マスクの画像と共に「ウイルスや汚染された空気の侵入を対策します」などと記載され、「ご購入はこちら」とURLが付いたメールがスマートフォンに届いた。
30枚で41,800円と高額であった。
※ 実在する事業者のホームページアドレスと類似のURL名を使用していることから、
個人情報やクレジットカード情報を不正に取得するなどを目的にしていた可能性があります。
出典:独立行政法人国民生活センター
【事例3】 Amazon.co.jpのマーケットプレイス
マスクを購入したが、注文履歴を確認すると商品画像がタオルに変わっていたという商品のすり替えや、商品が届かない、商品説明には50枚入りと書いてあったのに届いたマスクは1枚だったなど、様々な手口で被害に合った。
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絶対に個人情報を入力しない
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心当たりのない送信元から怪しいメールやSMSが届いても、URLは開かない
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通販サイトは、相場価格とかけ離れた商品など不審な点がないかどうか十分に注意する
不審に思った場合やトラブルにあった場合は、すぐに周囲へ相談してください。金銭的な被害に合わなくても、個人情報や住所の入手を目的にしている場合もあります。こうした被害に合わないためにも、少しでも怪しいと感じたら応じないようにしましょう。
また、現在は世の中全体でマスク不足が続いています。経済産業省は官民連携して対応していますが、医療機関や集団感染が見られた地域など、優先配布がされている状況です。「少し高くてもマスクが欲しい」という消費者の気持ちを利用した悪質な犯罪の被害に合わないよう、落ち着いた行動で防ぎましょう。
出典:
独立行政法人国民生活センター「新型コロナウイルスに便乗した架空の“マスク販売広告メール”にご注意!(速報第2弾)」
http://www.kokusen.go.jp/...html
ITmedeia NEWS「アマゾンでマスク詐欺報告相次ぐ マーケットプレイスで『商品すり替え』『送料50万円』『届かない』など
https://www.itmedia.co.jp/...html