政府の状況判断としては国内の複数地域で、感 染経路が明らかではない患者が散発的に発生しており、 一部地域には小規模患者クラスター(集団)が把握されてい る状態になった。しかし、現時点では、まだ大規模な感染 拡大が認められている地域があるわけではない。
政府はこの1、2週間は瀬戸際だと見て、2月28日時点政府から以下の指示を出しました。
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3月2日から小、中、高校の臨時休校要請
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人が大勢集まるイベントなどの開催自粛要請
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時差勤務、テレワークなど要請
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手洗い、咳エチケット等の一般感染対策の徹底。
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風邪症状が軽度である場合は、自宅での安静・療養 を原則とし、状態が変化した場合に、相談センター又 はかかりつけ医に相談した上で、受診する。
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発熱等の風邪症状が見られる場合の休暇取得、外出の 自粛等の呼びかけ ・感染への不安から適切な相談をせずに医療機関を受診 することは、かえって感染するリスクを高めることに なること等の呼びかけ 等。外出される場合にはマスクを着用すること。
まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
また、人込みの多い場所は避けてください。屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。
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手洗い
ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗います。
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普段の健康管理
普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきます。
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適度な湿度を保つ
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50~60%)を保ちます。
<咳エチケット>
咳エチケットとは、感染症を他者に感染させないために、咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえることです。
対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離でおよそ2mとされています)が、一定時間以上、多くの人々との間で交わされる環境は、リスクが高いです。感染しやすい環境に行くことを避け、手洗い、咳エチケットを徹底しましょう。
そのため十分な予防の上、普段通りの生活も大切です。こういう時協力してみんなで乗り越えましょう。
(2月24日新型コロナウイルス感染症対策の基本方針参照)