みなさんは和菓子を食べたことがありますか。
和菓子は日本の伝統のお菓子ですから外国では本当の和菓子を食べることはとても難しいです。今回は少し和菓子について見てみましょう。
〜和菓子とは〜
和菓子は日本の伝統的なお菓子のことで、米とあずき餡が主材料となった甘味の強いものが多い。茶の湯との関係も深く,精巧で季節感を盛ったものが作られています。
〜和菓子と洋菓子〜
和菓子と洋菓子は何が違うのでしょうか。
和菓子 |
洋菓子 |
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動物性の原料を使用していない |
動物性の原料がよく使用されている |
バター、卵、チーズ、牛乳などの乳製品を使用していない |
バター、卵、チーズ、牛乳などの乳製品を使用している |
凝固剤として寒天などの海藻類を使用する |
凝固剤として動物性のゼラチンを使用している |
低カロリーで食物繊維が多く含まれている |
高カロリーで高脂肪の原料が多い |
糖質が多く含まれている |
脂肪が多く含まれている |
もしダイエットをしたくてもお菓子を食べたかったら・・・?
一般的に、洋菓子は和菓子よりカロリーが高いといわれています。
砂糖と油の組み合わせが太りやすいため、ドーナツなどの揚げ菓子やケーキなどの生クリームが使われた洋菓子は、太りやすいということになります。ですから、もし食べたくなったら和菓子の方がいいかもしれません。
しかし、和菓子には糖質が多く含まれているため。糖質制限や血糖値が高い人には向きません。
自分にはどちらが向いているのか考えて食べましょう。
〜季節ごとの和菓子〜
1月
花びら餅 |
2月
草餅 |
3月
さくら餅 |
4月
花見団子 |
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5月
柏餅 |
6月
水無月 |
7月
水羊羹 |
8月
葛切り |
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9月
おはぎ |
10月
栗きんとん |
11月
きんつば |
12月
ゆず餅 |
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和菓子にはいろいろな種類がありますが、季節によって食べる和菓子には意味があります。
たとえば、1月の花びら餅です。正式には「ひしはなびら餅」といいます。これは宮中の正月の天皇の行事食として食べられていました。この和菓子にはごぼうが使われています。ごぼうは土の中にしっかりと根を張る食材です。ごぼうが根を張っている姿は「家の基礎がしっかりしている」「ご長寿」を願う意味が含まれています。
7月は水羊羹です。夏になると涼しげな風鈴の音が聴きたくなるように、和菓子にも「涼」が求められます。また、水羊羹は水分が高いのも特徴です。ですから暑い夏の水分補給の役割も果たしています。

① 麺類を食べるとズルズル音を立ててすする
日本人は麺類を食べるとき音を立てて食べるのが一般的です。しかし外国人からみるとその行為はマナーが悪く、不快と感じるそうです。

② 財布をお尻のポケットに入れる

海外でお尻のポケットから長財布の頭が出ていれば「盗んでください」と言っているようなものと感じてしまう外国人も多いようです。日本でもスリがいない訳ではないが、国によっては90%の確率で盗まれてしまいます。
③ 電車やバスでの居眠り

電車やバスで寝てしまった経験のない日本人はまずいません。しかし外国人からしてみればまず考えられない行動のようです。海外では電車やバスに限らず公の場で居眠りをしてしまえばまず持ち物がなくなってしまいます。そのため日本人が外で居眠りをすることが信じられません。
「治安が良い」と言った肯定的な意見もあれば、「無防備」や「働きすぎ」と言った意見もあるようです。
④ すぐ謝る

「謝る=自分の非を認める」ことになる国もあり、滅多なことでは謝らない外国人も多いですが、時には自分に非があると分かっていても謝らないのが通常と考えることも少なくありません。
その点、日本人は謙虚を美徳としており、ちょっとしたことですぐに謝ります。謝ることを重要視するか、謝った後のことを重要視しているかと言った違いもあるなど、それぞれの国の文化の違いから日本人は誤りすぎと海外の人からは思われることがあります。
また、日本の電車やバスは時間で正確で、数分遅れただけで遅延のお知らせと共に謝罪のアナウンスが流れます。一方、海外では電車やバスが遅れるのは日常茶飯事で、国によっては30分以上遅れるのが当たり前といった国もあり、その都度謝ることはしません。そのため、日本に訪れた外国人の中には謝りすぎだと感じる方も少なくありません。
日本ではふつうのことでも海外に行くと「ふつうのことではない」と気づくことがたくさんあります。その国のルールやマナーも、楽しみながら覚えてください。