日本で就職・就学している間、ホームシックの時や気持ちが盛り上がる時に、アルコールを飲む技能実習生や留学生が多いと思います。日本もお酒製造の名所ですので、おいしいアルコールの飲み物が多くて、外国人の若者に人気です。

しかし、飲みすぎることで残念な結果につながるケースも少なくありません。
今月のKAIZEN便りは皆さんと一緒に飲酒のリスクを復習したいです。
① 過剰飲酒のリスク
過剰飲酒は暴力行為の主な原因となっています。それで、過剰飲酒が様々な病気の原因ともなっています。
それだけではなく、過剰飲酒からこういうリスクも繋がります。

自己コントロールができなくなります
自分の行為・発言がコントロールできなくなり、周りの人々に迷惑をかけてしまいます。
周りとの関係が壊れます
- 自分が働いている会社の信頼関係を壊してしまします。
- 自分が会社との信頼関係に傷をつけてしまいます。
- ベトナム人のイメージを悪くして、周りの好意を失ってしまいます。
- 酔っぱらった時に人を傷つける行為・発言で友達との関係を壊してしまうこともあります。悪い場合、暴力行為になって残念な結果にもなることもあります。
仕事に悪影響を与えます
- 二日酔いで仕事に集中できなく、不良品を出してしまうことなど悪い結果につながります。
- やる気が出なくなります。
② 対策
そういった残念な結果にならないよう、休みの日を元気に過ごすために、以下のことを心構えしましょう。

- 過剰飲酒にならないよう心構えすること。
- 9時ごろにパーティーを終了すること。
- 騒音など、周りに迷惑をかける要素を気を付けること。
- 出勤日の前日は飲酒をしないこと。
休みの日でも有意義に過ごし、翌日元気とやる気がたくさん出せるようにぜひ飲酒のことについて注意してくださいね!
皆さんが住んでいるところに図書館がありませんか。日本の図書館は無料で本を貸し出すことができて、館内がとても静かで、本当に勉強にはぴったりなところです。

今月のKAIZEN便りは日本の図書館に行くときの心構えや図書館の使い方を紹介します。
図書館に行く前に準備すること
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1. 図書館に行く時の持ち物を確かめよう。筆記具(鉛筆、消しゴム、ノート、利用者カード・お金(コピーに必要)など)を用意します。

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2. 調べるテーマを決めます。このとき、内容はできるだけしぼったものにしましょう。
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3. 「調べたいこと」や「調べたいことについて自分がいま知っていること」 についてノートに書いてみましょう。
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4. よく分からないことには?マークをつけておきましょう。
図書館に来たら
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1. キーワードを見つける。 何を勉強したいか、決めましょう。勉強したいことのキーワードを見つけましょう。 なんとなく勉強したいなということもあるかもしれませんが、その時に面白そうなものをキーワードにしても悪くありませんよ。
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2. 辞書を使いましょう。

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分からない言葉があれば、すぐ 調べましょう。
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3. OPAC(図書館にある本を調べるコンピュータ)を使う。

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OPACに調べたいことばを入れ、そのことばに関連する本の名前、置いてある場所などが画面にでてきたら、その本の名前や番号をメモしましょう。
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4. 分類番号でさがす。 図書館は本を探しやすいように、本の内容ごとに番号をつけて順番に並べています。この番号のことを「分類番号」といいます。見たい本の分類番号が分かったらその本のほかに同じ分類番号のほかの本を見てみることも大切です。なお、分類番号は、日本十進分類法という規則で決められています。
調べものに使える本
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1. 国語辞典… 日本語のことばの意味が分かります。
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2. 漢字辞典… 漢字の読み方や意味が分かります。
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3. 百科事典… いろいろなことについて説明がのっています。
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4. 図鑑… 写真や絵などが説明つきでのっています。

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5. 年鑑… その年に起こったことが分かります。
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6. 統計… いろいろな事の移り変わりが、グラフや表でのっています。
日本語を勉強したい、又は日本のことを知りたい時におススメの日本図書館。日本にいる間、自分に将来役に立つ情報や知識を是非図書館からたくさん引き出してください!
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