
現代では「こどもの日」として祝われる5月5日。この日はもともと五節句の端午の節句にあたります。端午の端は「はじめ」という意味で、「端午(たんご)」は5月最初の午(うま)の日のことでした。それが、午(ご)という文字の音が五に通じることなどから、奈良時代以降、5月5日が端午の節句として定着していきました。
●こどもの日に外でよく見るものってな~に??

こどもの日のときによく外でみるものありませんか?
外に大きな魚がいませんか?
これは・・ 「鯉のぼり」 というものです!!

鯉のぼりは、江戸時代に町人階層から生まれた節句飾りです。鯉は清流はもちろん、池や沼でも生息することができる、非常に生命力の強い魚です。その鯉が急流をさかのぼり、竜門という滝を登ると竜になって天に登るという中国の伝説にちなみ(登竜門という言葉の由来)子どもがどんな環境にも耐え、立派な人になるようにとの立身出世を願う飾りです。
●子供の日に食べるごちそうってな~に??

子供の日(端午の節句)お祝いとして食べられるものがあります。何かわかりますか?
正解は・・ 「ちまき」や「柏もち」 です

ちまき: 端午の節句の由来とも関係しますが、ちまきは古来中国で、形が毒蛇に似ていることから邪気を払うと言われてきました。
柏もち: こちらは日本独自の習慣です。柏の葉は新芽が出ないと古い

芽が落ちないことから、「子供ができるまで親は死なない つまりは子孫繁栄を表しめでたいとされていました。

クールビズって知っていますか?
クールビズとは、2007年から環境省が推進している、地球温暖化対策のため冷房時の室温を28℃にしてもオフィスで快適に過ごせる服装で過ごそうという運動のことです。環境省では期間も決めており、平成28年度は5月1日から10月31日の6ヶ月間となっています。

一般的なクールビズの服装は、半袖・ノーネクタイ・ノージャケット。
ニュースでも時期になると「〇〇市役所でクールビス開始!ノーネクタイや半袖姿で多くの職員が仕事に取り組んだ」と取り上げられることもあります。

服装以外にもこんな方法で室内の温度を管理することもあります :
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室温の上昇を抑えるため、日差しの当たる窓にはカーテンやブラインドをおろす
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せっかく冷やしたり暖めたりした空気を逃がさないように窓やドアはきちんと閉める

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空気の循環を促進するため扇風機を使う
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エアコンのフィルターの汚れも消費電力をたくさん使うことになるので、定期的にお手入れをする
クールビズを実施していない会社もありますし、営業の方ならお客様とお会いする時などはクールビズの服装では軽装のイメージがあるのでネクタイやジャケットを着用する必要もあります。工場によっては安全のため長袖・長ズボンというルールもあるかもしれませんので、場面ごとに臨機応変に対応するように注意してくださいね。