日本人の長寿秘訣の一つ:お茶。
今月のKAIZEN便りでは、日本のお茶、及び世界のお茶について一緒に調べましょう!!!
お茶の種類
お茶は茶葉を摘み取った後の加工方法で大まかに3種類のお茶に分類されます。
① 不発酵茶: 茶摘後すぐに蒸気で発酵を止めるお茶です。
有名な不発酵茶: 緑茶、麦茶、玄米茶
② 半発酵茶: 茶摘後、一定期間発酵させその後、熱により発酵を止めるお茶です。
有名な半発酵茶: 紅茶
③ 発酵茶: 茶摘後、完全に発酵させた後に加工するお茶です。
有名な発酵茶: 烏龍茶
日本のお茶がほとんど「緑茶」
日本で生産されるお茶は、ほとんどすべてが緑茶です。
製法は、ほとんどが蒸し製法です。但し、釜炒り緑茶(玉緑茶など)も九州の一部の地方にもあります。
日本緑茶の代表を紹介します

Source: japan.busytrade.com
煎茶
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Source: tabizine.jp
抹茶
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Source: www.live-science.co.jp
玄米茶
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Source: hamasaen
ほうじ茶
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世界のお茶
日本以外に、世界の国々にもお茶の文化があります。
① 中国:
お茶の発祥地ともいわれ、地域や季節によってさまざまなお茶文化を育んできた中国には、数百種類ともいわれるお茶が存在しています。その分類も、茶葉の色や形、香りなどで分ける方法など、実に多種多様。一般的には、発酵度によって基本的に6つに分類されます。

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緑茶(不発酵茶)
生産量・消費の最も多いお茶。
- 龍井茶、碧螺春
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青茶(半発酵茶)
発酵部分と不発酵部分が混じり 合って、青っぽく見えます。
- 大紅袍、鉄観音
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白茶(弱発酵茶)
茶葉が芽吹いて白毛の取れな いうちに採取し、発酵度が非常 に浅い段階で自然乾燥させたお 茶。
- 銀針白毫、白牡丹
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紅茶(発酵茶)
イギリスの紅茶文化を受け、中 国で独自に発展したお茶。
- 祁門
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黄茶(弱後発酵茶)
荒茶製造工程中に軽度の発酵 を行ったお茶。
-君山銀針、蒙頂黄芽
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黒茶(後発酵茶)
完成した茶葉に微生物を植え付 け、発酵させたお茶。
- 普洱茶、六堡茶
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② イギリス:

イギリスは、世界の紅茶の中心地。紅茶が国家の歴史に大きくかかわり、人々の生活に密接している国です。
紅茶が英国民に親しまれるようになったきっかけの一つが、1662年、英国のチャールズII世とポルトガルの皇女キャサリンとの結婚です。この時代、ポルトガルには英国より一足先に、美しい茶器を用いた喫茶習慣が育っていました。キャサリン妃は、持ち込んだ美しい茶器で頻繁に紅茶を飲み、英国王室や貴族の注目を集めます。これが、上質な茶器とともにおいしい紅茶と人々とのコミュニケーションを楽しむ、英国式紅茶文化の発展へと続きます。

実習生の皆さん、
日本の冬はやってきました。11月下旬から急に気温が下がって、これから益々寒くなっています。
ただやみくもに厚着をしても着膨れして体に負担がかかりますし、かえって冷えを誘うことさえありますので、今月のKAIZEN便りでは、「衣服での寒さ対策」を紹介します。
① まずが足

体の血液は、約70パーセントが下半身に集中しているため、足冷えで、血流が悪くなれば全身に回る血液の量も少なくなってしまいます。その結果、冷えとは関係ないと思われがちな肩こりや動悸、息切れなどが起こりやすくなるのです。

ふくらはぎを冷やさない
ふくらはぎを温めれば、筋肉のポンプ機能がアップし、足から心臓への血液循環がスムーズになります。

足元を温める
5本指ソックスで足指間の汗を吸収し、保温しましょう。
② 次はお腹:

おへそを温めよう
おへそは、体の中で最も内臓に近い場所です。おへそを冷やすことは腸などの機能低下は便秘や下痢などの症状につながります。

お腹を冷やしてはダメ!
お腹を冷やしていると、生理不順、生理痛、不妊症、更年期障害、などの婦人病の原因にもつながります。はらまきで優しく腰をサポートましょう。
③ 最後は首:

首周りは、寒さに敏感!
首周りは、体の中でもっとも寒さに敏感なところです。首に冷気があたると、手足の血流は悪くなります。逆に、マフラーなどで首を温めておくと、手足が冷気に触れても急激に血流は悪くなりません。
マフラーで温かい体温を逃がさない。
マフラーで、冷気を防いで暖房に頼り過ぎない健康な生活を心がけましょう。
④ 肌着の着用:

冬は上着ばかりを気にして重ね着する人が多いですが、実は肌にピッタリとする肌着を着てから、ヒートテック、シャツ、ウール等を着た方が効果的です。
日本の肌着は冬の寒さにとても適切ですので、是非お使いください。
では、今年も暖かい冬を楽しんでくださいね~♪