実習生の皆さんへ
お盆休みが近づいてきましたね。お盆休みには何か予定がありましたか?忙しい実習生活においてはお盆休みは皆さんがゆっくり休める期間です。また、母国にいる家族や友達と連絡を取ったり、日本にいる友人を訪問したり、一度行ってみたい観光地に行ったりすることもできます。
有意義な休日が過ごせるように皆さんの世話をしている会社・組合に心配をかけないように許可を得る必要があります。そのため、お盆休みに入る前に以下の事を改めて確認してください。
1.外泊を予定する実習生への注意点
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日程、出発・帰宅日、宿泊先との関係・住所・連絡先等が記入された.外出届を会社・組合の担当者へ提出して許可を取ること。宿泊先は他社の実習生寮なら宿泊許可を取ってからにしてください。

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在留カードを常に携帯すること。
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キセルは犯罪です。厳しく処罰されます。絶対違反しないでください。
※なぜ報告して許可を取る必要がありますか。
皆さんは実家にいる時と同じように遊びに行く前に両親の許可が必要です。日本に来ている間、会社は家族のように皆さんの面倒を見てくれます。会社の許可を得て外泊している間に、トラブルが発生したら、会社・組合が早速に対応できます。逆に無断外出の場合、事故や事件などを起こした時、会社・組合が責任を負うことができません。場合によっては会社・組合の判断で、帰国を含めた指示に従ってもらうこともあります。
2.寮でパーティー等をやる実習生への注意点
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近所に迷惑をかけないように騒音に注意してください
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きちんとゴミの分別をし、寮を清潔に片づけましょう。
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宿泊に来る友達がいる場合は、宿泊者の氏名・関係・連絡先等が記入された宿泊届にして会社の担当者に連絡し許可を得て下さい。
連休後の仕事に影響されないように体調を回復できる余裕を持ってお盆休みの計画を合理的に作って下さいね。楽しいお盆休みがありますように願います。
日本ではゴミ処理の円滑化、再利用・再資源化のために、ほとんどの市町村で一定のルールが決められており、市民はそれに協力しています。市町村によりそのルールは多少相違していますが, 技能実習生の皆さんも必ずそのルールに従わなければなりません。
市民から寄せられた苦情には、次のような例がありました。
①住宅のベランダ、非常口、廊下にゴミを捨てる。時には窓から放り投げることもある。
②ゴミを分類せず、一つの袋の中に何でも詰め込んで捨てる。
③夜など人の見ていない時間に、ゴミ出し日を無視していろいろなゴミを捨てていく。
Kaizen日本語学校から来た実習生は皆ゴミの分別について教わりましたが、日本に来た最初のごろはベトナムととても違うためどうしてもゴミの分別に迷った実習生が多くいます。そのため、組合や生活指導員にゴミの出し方、分別の仕方、収集場所、だす日時をよく確認して、ゴミの出し方を正しく実施しましょう。
地域によって、ゴミを出す回数や曜日が異なります。市役所等で分別ゴミの収集日表をもらいましょう。以下はある都市のゴミ処理のルールを掲げます。ぜひ参考にしてください。
※ゴミの出し方
ゴミは、必ず決められた収集日の早朝から午前8時30分までに、それぞれ決められた場所に出す。
(イ)燃やせるゴミ
(ロ)燃やせないゴミ
(ハ)資源ゴミ
(二)有害ゴミ
(ホ)粗大ゴミ
(へ)収集できないゴミ
(イ)燃やせるゴミ
[ゴミの種類]
台所のゴミ(料理クズ、残飯、果物の皮、お茶ガラ、卵のカラ、野菜クズ等)、タバコの吸殻、紙くず、割りバシ、竹串、紙パック、草木、落ち葉、掃除機のチリ、本革製品、日用大工で出た木片、生理用品、紙おむつ等。
[注意事項]
a.ゴミを出すときは、市販されているポリ袋又はビニール袋に入れ、口の部分を縛って出す。
b.台所のゴミは、水分をよく切って新聞紙等に包んでから袋に入れる。
c.木片、植木の枝などは、50cm位に切って、紐で束ねてから出す。
(ロ)燃やせないゴミ
[ゴミの種類]
プラスチック製品(シャンプー、洗剤の容器、食品用パック、玩具等)ポリ製品、ビニール製品、ナイロン製品、発泡スチロール、ゴミ類(運動ぐつ、長いぐつ、サンダル等)、合成皮革製品、陶磁器類、カミソリの刃、電球、鏡、化粧ビン、クリスタルガラス、傘、座席椅子、ポット、スプレー缶、塗料缶等
[注意事項]
a.燃やさないゴミは、ポリ袋又はビニール袋に入れて出す。
b.袋に入れない大きな物は、散乱しないようにして出す。
c.スプレー缶は、爆発する危険があるので、内部のガスを完全に抜いてから出す。
d.カミソリの刃等の危険物を出す場合は、新聞紙等に包んで“危険”と表示し、ビニール袋に入れて出す。
(ハ) 資源ゴミ
[ゴミの種類]
紙類(新聞紙、チラシ、包装紙、洋服箱、靴箱、空箱、ダンボール等)、衣類(衣類、ボロ布)、空缶(ビール、お酒、清涼飲料水、缶詰、牛乳ビン等)、割れたガラス、ビン、食器類(なべ、カマ、ヤカン、鉄クズ、自転車、スチール家具等)、家庭電化製品(テレビ、洗濯機、冷蔵庫、ステレオ、ストーブ、ガスコンロ等、一部引取が有料のものもあります)、布団等
[注意事項]
a. 缶やビンは、ポリ袋又はビニール袋に入れて出す。
b. 紙類、衣類は、種類別に十字に縛り、雨に濡れないように工夫して出す。
c. ビン、缶は一度水洗いしてから出す。
d. 割れたガラスは、新聞紙等で包んで、ゴミ袋に、「ガラス危険」と表示して出す。
(二)有害ゴミ
[ゴミの種類]
乾電池、蛍光灯、体温計
[注意事項]
a. ポリ袋又はビニール袋に入れて出す。
b. 袋に[有害ゴミ]と明記して出す。
c. 資源ゴミと混じらないように注意して出す。
電池は有機水銀など有害物質が含まれているので、中身が見える袋に入れて、決められた捨て方をすること。
(ホ)粗大ゴミ
[ゴミの種類]
家具類(木製の机、木製のイス、タンス、鏡台、ベッド、ジュータン、カーペット、マットレス等)、建具類(ドア、フスマ等)
(注)粗大ゴミとは、上記のような物で、ほぼ1㎡以上のものをいいます。
[注意事項]
a. 建具などを買い替えた場合は、買った業者に引き取ってもらう。
b. 木製品で壊せるものは50cm 角以内に束ねて燃やせるゴミの日に出す。
c. 粗大ゴミは玄関先又は車(2t車)の入れる場所に出す。
d. 電話による申込制です。品物によっては回収手数料を徴収される場合があります。
(へ)収集できないゴミ
[ゴミの種類] バイク、畳、タイヤ、廃油等。