人生の中では失敗を避けようとしても難しいことです。しかし、失敗した後の行動は人によって様々です。あなたは自分の間違いを反省して、改善していきたい人ですか、失敗が悪いことだと思って、言い訳で間違いを隠したい人ですか。
失敗の考え方
失敗の捉え方も国や人によって様々ですが、日本社会では失敗の時はまず、謝罪をします。日本人は失敗した事実よりも反省しないことの方が悪いと考えます。大事なのは失敗の後の行動です。失敗自体よりも「同じミスを繰り返さないか」、「言い訳をしたりしないか」ということが問われていることを知りましょう。

言い訳の考え方
なぜ、日本では言い訳が嫌われるのでしょうか。立派な人ほど、こう考えます。「この失敗はどこから来ているのか。どうしたらもっと良くなるのか」。失敗した人に対して「ダメな人だから嫌い」「もうくびだ」なんてことは考えていません。

求めることは「改善」なのです。「改善」には「研究」が必要です。失敗の原因を分析して、結果を考えています。しかし、間違いを認めないと、その研究が正しくできません。「他人」や「体調」のせいにして言い訳をする人には改善もなければ、成長もありません。「失敗は成功の母」です。言い訳をやめてみましょう。あなたの人生は大きく変わりますよ。
日本は非常に地震の多い国です。初めて地震を体験した技能実習生は驚くことと思いますが、普段経験する地震は突然起こり、何十年に1回といった割で大きな被害を出すことがあります。1923年には関東大震災、1995年には阪神・淡路震災、2011年東日本大震災と呼ばれる大地震があり、大きな被害がありました。
このため各行政では、地域住民に対し広域避難所を指定したり、非常時の飲食料を確保したり、非常時に備えて注意を与えたりしています。地域で指定された広域避難所は、必ず生活指導員から教わり、非常時の備えをしておいてください。
※行政から注意の内容は、次のようなものです。
a.地震の際は、まず第1に火を消しましょう。
b.家具が倒れないように壁に留めておきましょう。
c.貴重品は銀行などに預けましょう。
d.指定された広域避難場所を確認しておきましょう。
e. 2~3日分の水・食料、薬、包帯、懐中電灯、ラジオ等を準備しておきましょう。
※この他、大地震の際は次のように注意されています。
▸窓やドアを1ヶ所開けて出口を確保すること
▸裸足で飛び出さないこと
▸頭を保護すること
▸煙が出たら漏れタオルを鼻に当て低い姿勢で逃げること
▸最初の揺れが収まっても余震が続くことがあるので、直ぐ家の中に入らないこと
▸ラジオ等で正しい情報を確認すること