寒い時期の体調管理
11月に入ってから気温が結構下がりました。これからはだんだん寒くなる一方ですが、皆さん、風邪予防、防寒服装などの対策をはじめましたか。今年の冬節電も続いているので、暖房の温度に頼らず体の中から暖かくしていきましょう。以下は寒い時期の体調管理を紹介します。
食事: 食事食事で免疫力を高めましょう。
昔から「みかんを食べるとかぜをひかない」と言われるように、柑橘類や野菜に多く含まれているビタミンCには免疫力を保つ働きがあります。
また、レバーやにんじんなどに多く含まれるビタミンAは、かぜなどのウイルスの侵入口である粘膜の健康を保ちます。
ほうれん草などの青菜類や、ブロッコリー、かぼちゃなどはビタミンA・Cをともに多く含みます。ネギ、生姜、大根、ニンジンなどの体を温める効果のある食材です。
環境調整
かぜなどを引き起こすウイルスは、低温で乾燥した場所を好みます。例えばインフルエンザウイルスは、湿度50%の環境では約10時間でほぼ全滅しますが、35%以下だと1日たっても生存しているといわれます。また加湿をしていない冬の部屋の湿度は20%程度になることもあります。室温は20度前後、湿度は50~60%以上に保つよう、濡らした衣類を干したりするなど工夫しましょう。
衣服
首や袖、足元など衣服の開口部をしっかりふさぐと、体の熱が逃げにくくなり、保温効果が高まります。マフラーや手袋、靴下、レッグウォーマー、 カイロなどを上手に使いましょう。
運動
家に閉じこもりがちで運動不足になりやすい季節ですが、体力を保ち、肩こりや腰痛などのトラブルを防ぐためにも積極的に体を動かしましょう。ただし、急激な温度変化による脳や心臓への負担を減らすために、早朝や起床直後の運動は避け、十分に着込んだ状態で入念に準備運動を行ないます。気温が特に低い日は暖かい室内での運動にします。水分を十分に摂ることも大切です。
かぜ予防
昔から「手洗い・うがい・マスク」はかぜ予防の基本であるといわれていますが、医学が進歩した現在でも最も重要な防御法であることはかわりません。
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手洗い
かぜは咳やくしゃみだけでなく、手に付いたウイルスが口や鼻に入ることでも感染しますので、1日1回は確実な手洗いをすることが重要です。洗い残しやすい指先・指の間・親 指なども入念にこすりましょう。
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うがい
うがいは、口やのどへのウイルスの付着を防ぎます。うがい薬を使わず水だけでも効果があることが明らかになっています。15秒間のうがいを連続2~3回、外出から帰った時だけではなく、1日3回程度行ないます。また、緑茶や紅茶、梅酢を使ったうがいでも効果があります。
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マスク
マスクを着用することで、吸う空気そのものを温め加湿することができます。外出 時だけでなく、のどが乾燥しやすい就寝中にもつけるとより効果的です。
そのほか、夜に電気ブランケットや湯たんぽを使えば、就寝中体を暖かくするのに効果があります。暖房をかけるより、体に良いし、節電にもつなぎます。
以上の対策をしっかり取り、暖かく元気に寒い冬を乗り切りましょう。
2011年第二回日本語能力試験が12月4日(日)に実施され、日本で技能実習中のKAIZEN日本語学校卒業生たちも大勢参加しました。皆さんの中には試験会場まで2時間以上かけて行った人たちもいましたね。皆さん、日頃の勉強の成果を発揮できましたか。今回の合否結果通知書は、2012年2月中旬に発送される予定です。結果が楽しみですね。
日本語能力試験は自分の力を試す良い機会です。試験に合格するためには、日常生活や仕事の中だけでは身につかない、文法・漢字・読解・聴解などの勉強が必要になります。毎日短い時間でも続けて勉強することが重要です。
日本語能力試験は年二回、7月と12月に実施されます。今回受験した皆さん、早速来年7月の試験へ向けて勉強を続けてくださいね!目指せ合格!!!
【神奈川県の試験会場にて】
【東京都の試験会場にて】
【東京の試験会場にて 試験終了後】