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2013年6月ティンザン県にて社会活動を行いました。
2013/07/01
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2013年6月25日、Kaizen-吉田スクールの副校長とエスハイ社のスタッフとティンザン県チョーガオ区に住んでいる枯れ葉剤被害者を慰問しプレゼントを渡しました。国家社会問題委員長とティンザン県の枯れ葉剤被害者協会の副会長も同行しました。

初めに、ティンザン県の枯れ葉剤被害者協会を訪問し、協会長からEsuhaiの寄付(3000万ドン)に対するお礼状をKaizen吉田スクールの副校長が受け取りました。

協会長よりKaizen吉田スクール副校長にお礼状が手渡されました。

枯れ葉剤被害者協会の方々とEsuhai-Kaizen吉田スクールの教員・学生

 続いて、弊社社長の故郷であるチョーガオ区の区役所を訪問し、チョーガオ区の「貧困者基金」と「枯れ葉剤被害者協会」の活動について話を聞きました。区役所の幹部よりEsuhai- Kaizen吉田スクールの温かい訪問に感激したことと、今後も枯れ葉剤被害者に対する支援が続けられることを期待するとのお話を頂きました。

 会談の中で、国家社会問題委員会のHoaiThu会長がチョーガオ区の住民にロンソン社長・Esuhai社・Kaizen吉田スクールのことを紹介し、そしてチョーガオ区の住民が戦争による被害を克服できるように、今後もEsuhai- Kaizen吉田スクールに支援をお願いしたいと述べました。

続いてKaizen吉田スクール副校長が区民の温かい歓迎に感謝し、枯れ葉剤被害者の家族に励ましの言葉を贈りました。さらに、今後も枯れ葉剤被害者の痛みを軽減できるように。Esuhai-Kaizen吉田スクールがサポートを続けていくことを伝えました。

枯れ葉剤被害者の家族に心のこもったプレゼントを贈りました。

次に、重病の子どもを持つNguyen Van Thoiさんの家族を慰問しました。Esuhai-Kaizen吉田スクールは彼の家を建てる資金として3000万ドンを援助しました。

Thoiさんの息子のThoさんは今年9歳ですが、枯れ葉剤の影響で手足が小さくなる一方、胸が膨らんでいるので呼吸をするのが大変です。Thoさんは寝たまま全く動けない状態がずっと続いています。

Thoさんの家にて

枯れ葉剤被害者の慰問は、Esuhai-Kaizen吉田スクールが人道的な深い精神を持つだけではなく、ベトナム社会における「枯れ葉剤被害の痛みを軽減するための痛みの分け合いと貢献」に参加することを示しています。

今回の慰問はEsuhai-Kaizen吉田スクールのメンバーに感動を残しました。困っている人と助けあうことを通して、Esuhai-Kaizen吉田スクールのメンバーも力・信頼・仕事面で頑張ろう気持ちを貰いました。今後も、Esuhaiのスローガン「他人を幸せすることは自分の幸せになる」に基づき、枯れ葉剤被害者をはじめ、周りの悩んでいる人たちを助けられるように、さらに一生懸命勉強や仕事に取り組んでいきたいと思います。

 

Esuhai-Kaizen吉田スクールのメンバーの感想を紹介します。

一生愛する...どんな場合でも

Esuhai-Kaizen吉田スクールの社会活動に同行し、枯れ葉剤被害者を訪問し、さまざまな思いが出てきました。枯れ葉剤被害者の家族を慰問した際、彼らが酷い痛みと闘うのを見ると、私たちは涙をこらえるのを我慢できませんでした。なぜ、この小さな体が大変な病に襲われているの?それはただ不幸なものです。

彼らの家族も一生懸命面倒を見ていますが、貧しくてなかなかこの現状に乗り越えられません。Esuhai-Kaizen吉田スクールからのプレゼントは大きなものではないですが、少しでも、その痛みが和らいでくれればと思います。

戦争は遠い過去のことですが、戦争の影響・痛みはまだ彼らの体に残っています。今回の訪問から私は多くの印象を受けました。特に、人々の愛情、助け合いです。

私たちはお陰さまで、普通の体があり、歩けるし、仕事もできています。だから、不自由な人たちのことに関心を示し彼らと家族を励ますべきだと思います。それは大したことではないですが、彼らに力を、そして何よりも重病との闘いの中一人ではなく、まだあなたのことを思う人がいるよというメッセージを伝えることができます。

枯れ葉剤被害者に会ったり、彼らを励ましたりするチャンスをいただき、Esuhai-Kaizen吉田スクールのみんなさんに感謝いたします。

My Tuyen ‐Kaizen吉田スクール

他の人を助けられるよう勉強・仕事を頑張る

まず、とても意味のある社会活動に参加するチャンスをいただき、Esuhai-Kaizen吉田スクールに感謝します。今回、初めて枯れ葉剤被害者と会う機会がありました。この子供たちのことを見たら、私たちの心は本当に痛いです。

戦争は、もう随分前に終わりましたが、影響はまだまだあります。枯れ葉剤被害者と家族は毎日闘っています。その痛みをシェアできるよう、私たちは一生懸命勉強・仕事をすると自分に約束しています。

今後、このような社会活動が増え、たくさんの貧しい人を支援できるよう、さらに、Esuhai-Kaizen吉田スクールの発展を祈っています。本当にありがとうございました。

Esuhai-Kaizen吉田スクール学生

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