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パナソニックがベトナム新工場
2013/04/14
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パナソニックは東南アジアでコンセントなど配線器具事業を強化する。ベトナムに新工場を建設し東南アジアの生産能力を約3割引き上げる。

パナソニックは東南アジアでコンセントなど配線器具事業を強化する。ベトナムに新工場を建設し東南アジアの生産能力を約3割引き上げる。 販売店舗もインドネシアなどで増やす。配線器具の年間売上高は1500億円程度とされる。世界2位で、アジアでは25%程度のシェアがある。同社は今後の 成長の柱として住宅向けの強化を掲げており、東南アジアの旺盛な需要を取り込む。

 ベトナム工場は東南アジアでインドネシアとタイに続く3拠点目となる。ホーチミン近郊に建設し、投資額は約40億円。2014年4月に稼働 する。初年度の年産能力はコンセントとスイッチを合計で2700万個。全量ベトナム向けとなる。スイッチでは1個90~150円の中高級機種を生産する。 年産能力は18年をめどに5400万個に倍増する計画だ。

今後3年かけて販売店網も拡充する。ベトナムでは同社製品を扱う販売店数を1500店と現在に比べて5割増やす。インドネシアも2倍の3000店とする。現地の住宅メーカーなどと取引を拡大し照明器具などの販売増にもつなげる。

パナソニックの配線器具事業は現在、仏ルグランに次いで世界2位。アジアの旺盛な需要を取り込み、将来的には世界シェア首位を狙う。

日本経済新聞2013年4月14日により

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